詠里庵ぶろぐ

詠里庵

はやぶさ

2010-06-17 23:51:15 | サイエンス
というと、いま話題が二つありますが、イトカワに行った方の話です。無事の帰還、感動をもって受けとめられているようですね。責任者のJAXA川口教授、前の大学にいたときの関係で書類上お名前はよく拝見しました。そうか、こんな仕事をされておられたのか。おそらくいま誰よりも感銘を覚えておられるのではないでしょうか。たぶん、自分を褒めたいというよりは自然に対する畏敬の念として。

この帰還物語、スター・トレックを思い出します。いや、往年のテレビ番組の方ではなくて映画の方ですね。なんでか知りたい人はあらすじをどうぞ。ただし結末まで書いてあるので注意。テレポーテーションの描写で有名なミーハー映画と思うかもしれませんが、コンセプトは2001年宇宙の旅とともにハイクォリティの宇宙映画だと思います。

さて、はやぶさ、早く中を見たいものですが、その前にトモグラフィーで丹念に内部を調べているとのこと。イトカワ上では試料の効率的採取のための打撃装置がうまく働かなかったそうですが、仮に、仮にですが何も入っていなかったとして、それが何だというのでしょう。そのことだけをもって計画続行とか縮小とか言うのでしょうか? 自然は我々の挑戦に応えることもあれば、もっとぶつかって来いよと立ちはだかることもあるのです。
え? 「2位」発言を修正? 遅いっ!

(写真ははやぶさと無関係ですが東京臨海高速鉄道「東京テレポート駅」。最近ここに出張しました。早くテレポーテーションでどこでも出張できるようになればいいのですが)
コメント (2)
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