を更新しました。元ページはここ。直接聴きたい場合はこれをクリック。。
さて、作曲者・曲名を次回にアップするアイデアを「あつこ」さんのコメントでいただきました。先週の一曲ですが、バルトーク作曲ミクロコスモス第5巻の中の「四度」です。バッハが自分の子供達の教育用に「インベンション」を書いたようにバルトークも次男ペーターのためにピアノの練習曲「ミクロコスモス」全6巻を書きました。「四度」というのはドとファに相当する間隔の二音からなる和音で、その練習のための曲です。「三度」(ドとミ)や「六度」(ドとラ)だと古典派・ロマン派がよく使うので、ショパンやドビュッシーの練習曲にもあります。「四度」はジャズっぽかったり近代的響きがするので、ドビュッシー、バルトーク、ラウタヴァーラ等が練習曲を書いています。バルトークがミクロコスモスを書いたのは1926年から1939年にかけてですから、1923年に彼が二番目の奥さんと結婚したことを考えると、息子ペーターの幼児期からティーン・エイジャーにかけて書いたわけです。前半の第1~3巻はバイエルの近代版みたいな感じですが、後半の第4~6巻はコンサートでとりあげられるほどの音楽的作品です。この曲は大体70年くらい前の作品ということになります。彼が亡くなったのは1945年、つまり60年前です。ちなみに私がこれを録音したのは32年前、「自分で調律したSchwester」シリーズです。
さて、作曲者・曲名を次回にアップするアイデアを「あつこ」さんのコメントでいただきました。先週の一曲ですが、バルトーク作曲ミクロコスモス第5巻の中の「四度」です。バッハが自分の子供達の教育用に「インベンション」を書いたようにバルトークも次男ペーターのためにピアノの練習曲「ミクロコスモス」全6巻を書きました。「四度」というのはドとファに相当する間隔の二音からなる和音で、その練習のための曲です。「三度」(ドとミ)や「六度」(ドとラ)だと古典派・ロマン派がよく使うので、ショパンやドビュッシーの練習曲にもあります。「四度」はジャズっぽかったり近代的響きがするので、ドビュッシー、バルトーク、ラウタヴァーラ等が練習曲を書いています。バルトークがミクロコスモスを書いたのは1926年から1939年にかけてですから、1923年に彼が二番目の奥さんと結婚したことを考えると、息子ペーターの幼児期からティーン・エイジャーにかけて書いたわけです。前半の第1~3巻はバイエルの近代版みたいな感じですが、後半の第4~6巻はコンサートでとりあげられるほどの音楽的作品です。この曲は大体70年くらい前の作品ということになります。彼が亡くなったのは1945年、つまり60年前です。ちなみに私がこれを録音したのは32年前、「自分で調律したSchwester」シリーズです。