九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

野北クライミング

2011年10月11日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
こんにちは、3年古澤です。
土曜日に野北でクライミングをしてきました!

今回はOBの船越先輩、先輩の同僚のKさん、Yさん、久留米大のNさん、
そして現役の2年M、1年A、O、N山、3年古澤の9人3PTでの登攀でした。

1年生は自転車で、それ以外の者は車で野北に集合し、登攀開始です。(たしか11:00すぎだったかと…)
午前中のPT分けは、Kさん-Yさん、Nさん-M-O、古澤-A-N山でした。
船越先輩には下から登攀の様子を見てアドバイスをしていただきました。

私のPTがまず取り付いたのは左の凹角。
簡単なルートながら、久々の外岩に緊張しながら登りました。
1年生2人もこのルートは登り慣れているようで、難なくクリア。

終了点から下降した後は、他のPTが降りてくるまで船越先輩にハーケンの打ち方、ナッツ・カムの使い方を教えていただきました。
とても興味深い、活動のフィールドを広げられるワクワクするような講習でした!

他のPTも降りてきて、食事休憩です。
船越先輩にいただいたスウェーデンの飴は、なんとも形容しがたい、
これまで日本のお菓子では味わったことのない、目の覚めるような独特な味でした……
(なんでも「世界一○○い飴」なんだとか……)

食事休憩の後はPTを組み直し、午後の登攀開始です。
PT分けの変更点は、N山をKさんPTに入れていただいたことと、船越先輩に私のPTについていただいたことです。

私のPTは午前に登った凹角左側のカンテに取り付き、凹角の終了点でピッチを切って、大ハング右のフェイスを登りました。私がリードでした。
1Pは簡単ながらカンテに乗り出すところに気持ち良さがあります。
2Pはフェイスを乗り越えるときが核心かつ爽快なところです。

次に取り付いたのは二段ハング右のルンゼ。
船越先輩にお借りしたカムをキめながら登ります。
懸垂下降点右の藪で木に支点を取って終了。
ルート自体はホールドが豊富で楽々、という印象ですが個人的には大きなクラックにカムをキめていくのが一番楽しかったです。

この日最後に取り付いたのは壁面を右へ行ったところのダブルハングです。
ルート中盤に2つのハングが続いているルートで、私が登るのは1年生の時以来です。
1つ目のハング手前までは傾斜が緩くノーザイルでも平気ですが、そこからはカムなどで支点をとらなけらばなりません。(ボルトは腐食しています)
核心は2つ目のハング。クラックで三角柱状になったガバを両手でつかんで乗り越えます。
乗り越えた後は慎重にクラックに沿って左上、終了点の残置スリングでセルフビレイを取っておしまいです。
やっぱりハングを越えるのは爽快ですね!
Aは2つ目のクラックでやや苦戦したようですが、テンションをかけることなく登り切っていました。(それともカムの回収に時間がかかっただけ?)

帰りの登りはザイルで確保しながら大ハングを左に巻いて懸垂下降点まで戻りました。


通い慣れた野北といえど、すべてのルートを登ったわけではないので、まだまだトレーニング目的以外にも楽しみがいがありますね!
(今度来るときには大ハングに挑戦してみたい……! カムが必要ですが……)

最後になりましたが、船越先輩、お誘いいただきありがとうございました!

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