九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

鬼ヶ鼻猟師岩山間の岩場クライミング

2012年04月19日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
こんばんは4年の竹下です。

4月に入り、グランドガイダンスや教室ガイダンス、土曜日の新歓活動があっているようですが、既に入部を決めてくれた1年生がいるとか!
他にも山岳部に興味を持ってくれて、連絡をくれている1年生もいるとかで嬉しい限りです。どんな新入部員が集まるのか楽しみですね。


さて、先日米澤先輩とともに先輩が開拓を進められている脊振山系の岩場へ行ってきました。場所は鬼ヶ鼻猟師岩山の中間です。
以前から開拓がだいぶ進み、新しいルートがたくさんできたという話を聞いていたためぜひ行きたいと思っていましたが、やっとのことで登りに行くことができました。

車で移動していると山には雲がかかっており、なんだかどんよりしていましたが岩場に着くとガスってはいたものの気温もそれほど下がらずクライミング日和でした。(しばらくじっとしていると肌寒くなりましたが…)

今回のぼったルートは8本。
うち、5.10a以下が4本、10dやおそらく11以上になるであろうルートが4本でした。


1年生が見ていたらなんのこっちゃさっぱりだと思うので簡単にグレードの説明をしておきます。

クライミングのグレード(難しさ)には5.7とか5.10aなどという表記が使われますが、

5.6や5.7は初心者でも簡単に登ることが出来るレベル
5.8や5.9は少し練習してコツを掴むと簡単だと感じられるレベル(センスのある方は最初からこのレベルもいけるかも)
5.10a~5.10cはそこそこクライミングに力を入れると登れるようになるレベル(初めての人はちょっと無理かも)
5.10dや5.11以上はクライミングに情熱を注がないと登れないレベル

上記のような雰囲気だと思って下さい(あくまで主観的なレベル判断ですが…^^;)

ちなみに5.10以上はa~dに細分化されます。世界トップクラスのクライマーは5.15を登るらしいです!
なぜ5.~というのかというと、「5」という数字にフリークライミングの意味があるらしいからです。詳しくは入部してから!笑

他にもボルダリングとかマルチとか色々な登り方があったり、国によってグレードの付け方が変わってきますがそれについても入部後ね。



話を本題に戻しますが、上記のようなグレード付けされたルートを簡単なものから難しいものまで登ってきました。

簡単なルートはおそらく新1年生でも楽しみながら楽々と登れるようなものばかりでした。腕の力もほとんど使わずに済むでしょう。
中級のルート(5.9など)は2,3年生が楽しみながら、でも時々本気を出さないと登れないかもしれないなぁくらいのルートでした。今回は少し岩が濡れていたため苦戦するところもありましたが、完全に乾いていれば何の問題もないでしょう。

難しいルート(5.10後半など)はなかなか面白いものの一筋縄では登らせてくれないようなルートばかりでした。
ほとんどホールドのないいやらしいスラブや、オーバーハング下をなんとかトラバースするようなルート、手はかかるけど甘いよ!って感じのルートなどなど・・・

実際に登ってみれば様々なタイプのルートがあり、非常に楽しめると思います。
しかも、今回は8本しか登りませんでしたが、更に倍以上のルートがこの岩場にはあります。
クライミングに興味があったり、実際にクライミングをしてみたい新一年生がいたら一緒に登りに行きましょう!楽しいですよ^^


それではまた。次回の山行報告をお楽しみに!
*登るのに夢中で写真撮るの忘れてました^^;次回はしっかり撮ってきますね。
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