九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

体力強化‼ 背振全山合宿

2019年12月06日 | 合宿(山登り)


  みなさん、こんにちは
 11月に入りましたが、まだまだ気温は高いですね。
 えっ!もう12月ですって?
 1ヶ月以上も更新が途絶えてしまいました。理由は……誰も書こうとしてくれないから 著者もだろ!

 さて、11月2~4日に体力強化を目的とした合宿を背振山系で行いました。行程は基山から入山して十坊山までです。メンバーは3年1名.2年1名.1年2名の合計4名でした。

 1日目
 7:45 JR原田駅出発
 7:56 上原田公園付近より入山
 9:00 基山山頂
 10:45 柿ノ原峠
 11:45 大峠
 12:40 九千部山
 13:40 三国峠
 13:45 石谷山
 14:27 七曲峠
 15:07 坂本峠
 16:06 蛤岳手前 734mピーク
 16:40 蛤岳
 19:00ごろ
背振山頂


 早朝に博多駅に集合し、JR原田駅まで。7:45ごろに出発!
 昨年は基山の入山に苦労しましたが、今年は難なく入山。事前に調べていましたが、
 案内表示が小さい。山道に入ると寺?があり、そこに豊富な水場がありました。そこから遺跡散策ルートで山頂へ。 晴天でとても気持ちが良かったです。山頂から西側は草スキー場で、そこを横切って九州自然歩道に合流しました。
 九州自然歩道ですが、アスファルトなので山靴だと少し嫌ですね。長いアスファルト道を下り、柿ノ原峠へ出ました。そこから九千部山へ入山。山頂付近でアスファルト道と合流し、山頂へ。ここで、まったり休憩。
 ここからの蛤岳が長かった。九千部山から幾つかの峠を通過し、坂本峠へ。坂本峠で犬と遭遇。首をしていましたが、放浪状態の模様。人懐っこい犬で優しい表情の犬でした・・・・蛤岳へ入山して、振り返えると、最後方の2年の後ろに犬が! ついてきてるーーー!このまま最後まで付いてきたら、どうしようと考えていました。が、気が付くといなくなっていました。蛤岳山頂へ着くと全員バテバテ。日が暮れ始めていました。
 背振山への登山道に入る前には日が暮れてしましました。山頂にはキャンプの方が多くいらっしゃいました。
 全員疲労に加えて1年生1名が体調不良を訴る状態でした。

 原田駅
 

 基山山頂
 
 
 九千部山
 
 
 坂本峠
 

 蛤岳
 



 2日目
 5:00 起床
 6:00 出発
 6:24 矢筈峠
 7:08 椎原峠
 7:33 鬼が鼻岩
 7:58 猟師岩山
 8:07 小爪峠
 9:10 金山
 9:45 アゴ坂峠
 10:02 城ノ山
 10:45 三瀬峠
 11:57 新村分岐
 12:53 井原山
 13:52 冨士山
 14:30 雷山
 15:00 雷山避難小屋

 
 5:00に起きて、体調不良を訴えていた1年も少し回復した模様。下山させるべきですが、行けるところまで行こうという判断をしました。疲れは残っているものの、天気が良く、脊振山付近は紅葉が少し見られたので、足の運びも速くなりました。椎原峠で休憩したとき、3年の私は1年の時に来た以来なので、懐かしく感じました。鬼が鼻岩山ではガスが少しでいましたが、視界が開けるので気分が良い。金山に着いたときは少しパラつきました。ここらで1年生がやはり体調が悪化したので、確実に下山できる三瀬峠まで頑張らせることにしました。金山周辺の登山道は渡渉とわかりにくいことを考えての判断をしました。
 金山から城ノ山へ向かう途中に九大ワンダーフォーゲル部の方とすれ違いました。3名の内1名は1日で十坊山―基山の縦走をするそうで、「登山」ではなく「トレイルランニング」や「ウルトラマラソン」でしょうか。さすがワンダーフォーゲル部ですね。幅が広い。1年生を励ましつつ、三瀬峠へ。体調不良の1年は三瀬峠からバス停に行き、無事に下山できました。
 残りは井原山へ入山。整備され過ぎたと感じる森林を行きました。ここが2日目で最もキツいと感じました。普段の歩荷とは反対側から井原山へ登ったので、新鮮でした。井原山に着くと、珍しく風がほぼ無い山頂でした。歩荷でよく通る道を過ぎて雷山へ。2日目は時間的に軽い行程だったので、2年1名が内太ももの痛みを訴えていました。 

 
 鬼が鼻岩
 

 金山
 

 井原山
 



 3日目
 4:00 起床
 4:45 出発
 6:45 長野峠
 8:25 羽金山
 10:34 荒川峠
 11:30 女岳
 12:00 荒谷峠
 12:55 浮嶽
 14:05 白木峠
 14:50 十坊山
 16:30ごろ マムシの湯

 避難小屋で快適かと思いきや、蛾が定期的に暴れたために余り寝れず。
 15分早く出発できましたが、途中で私がルートファインディングを間違えてしまい林道に入ってしまい、完全に迷ってしまいました。最悪の事態は免れましたが、自分の未熟さを実感しました。予定の1.5時間を遅れていました。やっとのことで登山道に復帰して、長野峠にでました。冷たい雨が降り、体力が削られてしまいました。
 羽金山に入山して、佐賀県側は伐採し過ぎだろと思うような景色がありました。山頂へ着くも「濡れ・寒さ」で、すぐに出発。荒川峠へは3日目で一番長い。雨は止みましたが、まだまだ寒い。途中、倒木等で再びルートファインディングで悩むことがありましたが、ルートから外れることはありませんでした。何とか荒川峠へ出ました。
 閑散とした峠を足早に過ぎて、女岳へ入山。天気は晴れ始めましたので、気分も登り調子かと思いきや女岳山頂では海風で寒かったです。さっさと荒谷峠へ下りました。長野峠へのルートファインディング・ミスで焦っていたのか、スピードを速くし過ぎました。荒谷峠から見上げる浮嶽は尖がっていて、思わず溜息が出てしまいました。天候が回復したので気温も暖かくなっていました。疲れがあるものの、全員が惰性で登り山頂に着きました。浮嶽山頂には神社があり、木が茂っているので気温が低かったです。
 残り1座となり気分が上がりつつ、白木峠へ。白木峠付近では着きそうで着かず、全員イラついていたようでした。白木峠に着き、長めに休憩してから十坊山へ入山しました。ヒイヒイ言いながら登り、2,3年は声を上げながら登ってました。
 山頂に着くと快晴の青空に包まれて、気分が晴れ上がりました。山頂には持ち帰り自由の「I LOVE ITOSHIMA」のキーホルダーを頂いて、下山しました。下山ルートは完全に惰性でした。

 羽金山
 
 
 女岳
 
 
 荒谷峠から見る浮嶽 
 
 
 浮嶽
  

 十坊山
 
 
 

 下山後の「マムシの湯」では以前、OBの「鉄人」磯村さん(S29入部)に教えていただいた下山後の入浴法を実践しました。 

 体を洗った後に
 1. 水風呂に足だけ10~15分浸かります。 (酷使した足への冷湿布効果か)
 2. その後に湯へ入浴 (冷湿布後の温湿布効果か)

 実行しましたが水風呂には5分も浸かっていられませんでした。
 
 危ない瞬間もありましたが、何とか遂行することができました。反省点が多いですが、1,2年生は良く頑張ったと思います。
 冬合宿まで1ヶ月を過ぎました。目的が達成できるよう仕上げていきたいと思います。
 

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1 コメント

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Unknown (池山)
2019-12-11 01:48:17
久しぶりブログ見ました
山に登りたくなりました

ブログ更新続けてください!!
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