九州大学山岳部 ブログ 「QUAC blog」

日々の活動、部員の声etc... QUACの日記です。

野北アイゼン海岸廻り

2012年12月17日 | 週末の活動・個人山行記録etc...
お久しぶりです。4年の竹下です。
卒業論文に追われ、自分一人でのトレーニングしか出来ない期間が長く続きましたが、先週末の土曜日久しぶりに部の活動に参加しました。

今回の剣では上部で岩稜が出てくる可能性があるということで、野北アイゼン海岸廻りを行いました。

またさらに実戦に近い状態にするため、手は薄手+厚手+オーバーミトンの冬山装備での歩行を行いました。

まずはアイゼンをつけるところから。
正確に時間を測っていたわけではありませんが、私がアイゼンを両方つけ終わったころには2年生以下は片足を付けたかどうかという具合。倍の速さ以上にしなければなりません。中にはワンタッチの者もいたようですし・・・(私はヒモタイプ)

次にザイルでコンテを組む作業へ。慣れないミトンでの作業ではありましたが、問題なく終えたようです。

岩場についたところで、米澤先輩よりハーケンの打ち方のレクチャーを受けました。
「アイゼンが唄う」ということを体で覚えるだけでなく、適切な割れ目の見つけ方や、ハーケンの種類、打つ時のポイント等を学びました。

その後は海岸廻りをスタート。慣れないアイゼンで壁を登るのはかなり怖かったですが、懸垂下降等一通りの動きはできました。
途中から海風が強くなり、雨も降りだしたため尾根へ上がり退散。寒くはなかったものの、これが吹雪の状態になるんだなぁと苦笑しながらの海岸廻りでした。

海岸廻りを終えてからは先輩には先に帰っていただき、部員だけでテントの設営確認やトランシーバーの動作確認、装備の確認等を行いました。

2年の青木が車を出してくれたので、帰りにラーメン屋により遅めの昼食を。足があるといいですね。

いよいよ合宿まで10日をきりました。最終調整を行っていきます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿