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McIntosh マッキントッシュ C34V オーバーホール その19

2011年08月31日 | オーディオ

半年以上も作業をしてきたC34Vですが、そろそろ最終段階です。  さて、今回の作業は、、、

①さらなる高域の伸びを期待して5バンドイコライザーのOPアンプを交換すること。

②アナログも入手できたので、フォノ回路の整備になります。

とあるアンプ修理のサイトで見かけた作業内容に『5バンドイコライザのIC交換』という項目があり、とくに故障しているわけでもない様子なのに なぜ? とかるい疑問を持っておりました。今回実際に交換してみると、音質に極めて影響が大きいということが判明しました。

C34v_2  左から10k、1500、500、150、30 Hzになっております。オリジナルでは5個ともNE4558が付いております。

 ● このうち 10kをLM61721500と500をLME49880 に交換してみました。

C34v_4 それぞれを選択した理由もそれほど明確ではなく、ただ手持ちのICがそれしかなかったのと、高域を伸ばすにはコレ(LM6172)しかないという漠然とした経験則だけです。

ほとんど期待するでもなく試聴してみると、、、

     お お おっ ~

         こりゃ 良い !! って感じ

      実に の~び の~び と 高域が伸びてま~す

ついにオリジナルとは別物のアンプに替わってしまった感じがします。

 ● つぎにフォノ回路です

本来ならば一度オリジナル状態で試聴してから改造するものでしょうが、、、 いきなりパーツ交換してしまいました。

Photo  矢印の抵抗をタクマンREYに交換し、▼のICを交換します。

今回このIC(=OPアンプ)には、アチコチのブログなど参考にRIAAイコライザーに良好だろうと思われる LT1115 を選択してみました。

2_2

どっちみちICソケットなので、気に入らなければ数秒で交換できる気楽な交換です。

Ic 果たしてICの交換が正解かどうかは今後レコードを聴きまくってからの判断となります。

これら一連の作業を終えて、ツマミ、底板、上板、前面板など全部取り付けて、半年以上振りに組みあがったC34Vは自信に満ち溢れ 堂々とした様子に見えました!!

Dq7c34v_2   


2 コメント

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やってますな~ (kz)
2011-09-02 09:48:48
やってますな~
ほんでもオリジナル第一主義の方がこれを見たら
最早これはマッキンではないと指摘されるでしょうね。

ま~所詮、自分が好きな音に近づけばいいだけなんですけどね。
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まさにご指摘の通りです!! (佐野)
2011-09-03 21:27:13
まさにご指摘の通りです!!

しかし、うれしい事に本来の特徴である中低域の分厚さというか力強さを残したうえでの、やや下品な高域の伸びですから安心しております。

ディスクリート回路でなくIC構成の回路ですから素人でも随分といじくりまわせるわけです。
たまたま偶然ながらも、ちょうど良い機種を入手しておりました。
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