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江戸の名工 左甚五郎 と チョイ 武蔵

2022年02月20日 | まち歩き

江戸時代に大活躍した 棟梁というか彫刻の ”左甚五郎” を御存知でしょうか?

ピンとこない方でも、日光東照宮の三猿像  の彫刻をした人と云えば、アッ、そうそう  と判っていただけるんじゃないか と思います。

ネット検索して数々の作品を眺めてみると、その精緻な彫刻に驚かされますネ!! 

アチコチのパーツをつなぎ合わせたわけでなく、一本の木から彫り出して  何とも見事な浮き彫りやら透かし彫りを施してあるわけです。

その左甚五郎が明石の出身だったことを知りました。 へぇ~ そうなんだー って感じなんですが、、、その関係からなのか、明石にもいくつか甚五郎作といわれる作品が残されている事が判ったので探訪してまいりました。

 

コチラは徒歩20分程にある国道2号線に面した立派な御社です。かなり由緒ある稲爪神社』です。で、情報によるとコチラの山門が  その甚五郎の作である  とのことです。

現在は国道側が目立つようになっておりますが、元々は海方向に向かって建立されているのが判りました。恐らくは元の山陽道は海沿いにあったのだろうと推測します。

で、コチラが その山門です。

し か し、、 山門そのものは端正な様子ではありますが、一見したところ  それほど凝った細工は見られません  ウ~ム 何処かに秘密が隠されているのか?と眺めまわしてみると

なるほど、なるほど、、 

山門の裏側というか内側にひっそりと彫刻が施されているわけなんですね

私のスマホが古くて内蔵カメラもボロくてズームも露出補正も効きませんので  うまく表現できてませんがコチラは スサノオノミコトがヤマタノオロチ(漢字はムツカシイのでカナ表記)を退治している像 との事です!!

下から見上げるだけなのでイマイチ細かなところまで見えませんが、かなり精緻な彫刻なのは判ります。左側にヤマタノオロチがいて右側のスサノオノミコトが剣を振り回して退治している図ですネ

 

さらにもうひとつの作品があるらしいので、別の神社まで足を延ばします。

コチラは明石川の河口にほど近い場所です。JR明石駅から徒歩15分くらいのところにある『無量光寺』です。

この近辺は、源氏物語にも登場する興味深い場所でもありましたので別の機会に紹介いたします。

 

既に山門の見方というか  甚五郎の彫り物の特徴が想定できましたので スンナリと見つける事ができましたわ

    少し路地の奥に位置するので表参道は細いですネ

で、早速にも山門の内側にまわってみると、、、

はっ、はっ~ なるほどネェ~ 

やはり露出のムツカシイ場面ではスマホカメラが役立たない感じですが、何となく見えますかねぇ、、、

コチラは物語仕立てではなくお花シリーズですネ

コチラの山門はアチコチに少し凝った彫り物が施されていて、なかなか見応えのある作品です!!  

もしかすると、もっ~と じっーくり 観察すると、ひょっとすると秘められた意匠を発見できるかも知れない  と思われました。一見地味ですが、奥深い感じあり!! オススメ

 

ココからは別件ですわ

剣豪  宮本武蔵 と云えば、どなたも御存知でしょ

    その武蔵が、庭園設計もしていた とは驚きです!!

先ほどの『無量光寺』のすぐそばにある、『円珠院』という寺院

コレが、剣豪  武蔵  がつくったと云われる枯山水庭園ですわ

誠に残念ながら、前回お手入れされてから時間が経ってしまっているのか  少し荒れている様子でした。

事前の勝手な想像では、すごく枯れた地味な色合いの庭園を思い描いておりましたら見事に裏切られた感じですネ~  枯山水と云いながら、色合いも美しくコンパクトに凝縮され、躍動感も感じられる若々しい庭園でした。

いやはや 明石には歴史探訪が楽しめる場所が多くて まだまだ楽しめそうですわ~


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