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12AX7 ECC803 Yaqin MS-12B 中華製真空管アンプ 互換球

2022年09月09日 | 真空管アンプ

これまでさんざんパーツ換装を進めてきた中華製真空管EQアンプ=雅琴 Yaqin MS-12B ですが、、、

いよいよ次なる段階へステップアップを実行

云わば過去の改造やパーツ換装は、これから計画している『球転がし』の準備段階だったとも云える? ・・・ かも知れません

一般の方には『球転がし』と云っても、ナンノコッチャ? 何かの隠語?とも感じられるかも知れませんが、、、 何の事は無い  ただ単に 真空管アンプの真空管を交換する  だけですわ~

ご興味の無い方からすりゃぁ、そんな事して何がおもろいの? でしょうが、実はコレが物凄いオモロイわけなんです!! 

真空管アンプというのは、表面に見えてる真空管を抜いて差し替えるだけでアンプそのものを交換したと同じ位にサウンドを変化させることが出来るわけなのです。 文字で表現すると単純・簡単な作業ですが、マニアにとって そのサウンド変化たるや 画期的に 物凄く大きな 変化になるわけです。

 

真空管なんて過去のモノかと思いきや、現在でも根強いファンもあり 数十年前の真空管が高値で取引されてたり、桐箱に入った1本10万円を超える真空管も結構売れてたりしていますヨ~

今回は初の『球転がし』として、過去に大改造を行い  我が家のレコード再生に画期的な変革をもたらしてくれた 中華製真空管EQアンプ=雅琴 Yaqin MS-12B の真空管 12AX7 を交換してみることに

12AX7という真空管は古くから銘管として多くのアンプに使われ、かの銘プリアンプ  MARANZ#7にも6本(多分)も使われております。それゆえ多くのメーカーから生産されて値段もピンキリ、更には型番の異なる差し替え可能な互換球も多数存在する という複雑な状況であり 選択するにも容易じゃありません

 ◎ というなか 悩みに悩んだ末に選んだのがコチラ

12AX7そのものを探すと有名球であり値段も高価、ましてや高音質・高評価の球となると1本で軽く1万円を超えます。マズはお手頃価格の互換球を試してみようと さんざん検索したところコチラのJJ管のECC803が価格の割に高評価もあり選択してみました

 

 ◎ 元々は下写真の通りに完全なる ”CHINA”管でした

 

  いよいよ 今回の『球転がし』の新旧球の比較をしますと、、、

右の2本が元々の12AX7 CHINA 管、左の2本が差し換えるJJ管 ECC803となります。ECC803の方はロングプレートと云って内部の電極が大きくて少しだけ背も高くなっております 何だか、それだけでも高音質になりそうで期待が高まりますわ~

 

早速 差し替えた様子です。手前が差し換えた球であり 奥側の12AU7より少しだけ背が高くなってます。もし今回の結果が良好ならば、後ろの12AU7も『球転がし』をしなければなりません!!

さ~て、肝心なサウンドの変化は如何に

 コレは 期 待 以 上 の 結 果 になりました

CHINA管で感じていたキンキンするような ”やかましい音” が、落ち着いてじっくり音楽を楽しめるサウンドに変化してくれました  具体的に何がどうなったか?を上手く文字で表現できませんが、恐らくCHINA管の周波数による増幅度のバラつき(うるさく感じる周波数域にピークがあった?)が目立ったのがJJ管により平坦に近付いたのだろうと思われます。

サウンドステージは広くはないものの、楽器の定位もかなり明確になってきて 益々レコードを聴くのが楽しくなってきました~

おそるべし『球転がし』です!!

これからは銘球を求めての 更なる”ドロ沼が待ち構えていると思うと、

恐ろしいやら

   お楽しみやら   

     どうなります事やら、、


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