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Reisong A-10 中華製真空管パワーアンプ EL-34シングル UL接続 その2

2022年07月04日 | 真空管アンプ

さんざん迷った挙句に購入を決定した球アンプ A-10 ですが、、

    早速にも改造に取り掛かろうかと!!  

 

しかし今回はこないだの雅琴アンプほどの大改造ではなく比較的簡単に終了する予定

そもそもは、たまたま関連雑誌に当該アンプの改造記事を見つけてしまったからなのです。

以前より トラ技(トランジスタ技術)とかラジ技(ラジオ技術)という雑誌を知ってはいましたが内容が技術系ガチ過ぎて、私の様な腑抜けたオーディオマニアには敷居が高く殆ど読んだことはありませんでした。 

しかし今回、中華製 球アンプ A-10を入手するに当たって何か改造関連記事がないものだろうかとネット検索したところコチラに行き着いた  という感じです。

ベテランの球アンプ設計者の先生が書かれた記事のようですので、そのまま従えばマズ間違いなかろう  という感じでございます。タイトルには『実験トランジスタ・アンプ設計講座』とありますが、内容は中華製球アンプの改造記事であります。

その改造内容は、多少のパワーダウンはするものの格段に歪率を低下させる為にNFB(負帰還をかける)という事らしいです。 どっちみちコチラのアンプはヘッドホン専用アンプにしても良いかなぁ とも考えているのでパワーが落ちようと関係ないでしょ~

で、本題の改造に入る前に二つほど前作業を実施いたします。

その1 VRの換装

恐らくは自作マニアか改造マニアでなければ御存知ないでしょうけれど、、、 オーディオ機器のパーツで、これ程までに音質に大きく影響を与える部品も少ないんじゃないかと思われるのがVR=ボリューム です。ラジオ・テレビやステレオに無くてはならないVRボリュームですが、コレが音質を大きく劣化させる元凶にもなっております!! 

 ◎  現状のVRの様子がコチラ

写真の上位中央やや右に見える茶色い丸いパーツが、極めて一般的な 多分アルプス電気のVRです。このまま使用しても全く差し支えなく問題なく使用できるのですが、マニアとしては音質改善の第一弾としてコイツを換えなければ気が済まないわけです。

当然ながら過去の経験よりアッテネーター(VRとは異なり、段階的に音量を増減する)に換装したいわけですが、すぐ後ろに真空管の端子が迫っておりアッテネーターが入るだけの ”すき間” が確保できません 

なので、小型ながら高音質なVRを探したところ 米国製 Vishay P9A に行き当たりました。

元々のアルプス電気のVRが200円前後とするならば、コチラの米国製Vishay  P9A は約3000円と価格差が10倍以上もあるわけなのです(ちなみに当初予定していたアッテネーターだと6000円前後)。しかし、こんな小さなVRが3千円もするのはチト高いなぁ てな気もするのですが、ネット上での評価がすこぶる良好なので、それを信じて 初めての採用となりました。

 

ここで、新旧VRのサイズを比較しますと

果たしてこんな小さいVR(ほぼシャフトの太さしかない導体?)良好なサウンドが期待できるのか?

    いささか疑問を抱きつつも換装終了・・・

 

その2 ヘッドホン出力の確保

厳密なサウンドチェックにはヘッドホンでの試聴が欠かせない  という事でヘッドホン端子を付けようと計画

しかしながら、先々を考えると、むやみにシャシーに穴を開けてヘッドホン端子を増設するのは得策ではないと思いまして、マズはスピーカ端子から抵抗分圧することにいたします。その分圧抵抗を含めて改造用に入手したパーツがコチラ

というわけで、ここから先  ヘッドホン回路 は次回にまわします

 

    つ づ く ~ 


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