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Reisong A-10 中華製真空管パワーアンプ EL-34 シングル UL接続 その3

2022年07月09日 | 真空管アンプ

Reisong A-10 中華製真空管パワーアンプにヘッドフォンを接続できるように少しだけ手を加えます。

毎度ながら何かしら手を加える際には、どんなパーツを使用するか を選択するのが一苦労(と云おうか、お愉しみ)なのです。今回もケーブルとかコネクタには随分と悩み続けましたが、最終的にはコチラを選択

これまで数年に渡りヘッドフォンケーブルのリファレンスとして使用してきたのは米国Cardas社のマイクケーブルなのですが、このケーブルは簡単には入手できません。その当時も海外のオーディオパーツ類を通販するサイトを探しまくり、ようやく見つけて購入したわけですが  確か結構なお値段がしたような記憶です。 

それならば最近、某オーディオ評論家  田中伊〇〇氏のyoutubeでも絶賛されていた国産メーカー モガミ25492534 を試してみようか? という事でモガミの2534を入手いたしました。

併せてヘッドフォンへのコネクタ=ミニXLRジャック も迷った挙句 何となく米国 SwithCraft社のを選択したというわけです。

当初は一般的方法として、アンプのシャーシにヘッドフォン差し込み口を設けて 既存のケーブルを差し込む方法を考えたのですが、せっかくキレイなシャーシに穴をこじ開けるのは忍びないと考えまして、本体内部から直接ヘッドフォンケーブルを出してしまう という無謀な方法にしたわけです。

 

  で、真空管アンプというのは何かとインピーダンスが問題となります!

半導体アンプならばヘッドフォンを接続するにも、それ程インピーダンスを考える事も無く 適当に抵抗で信号を加減してやればOKなのですが、インピーダンスに敏感な真空管  ましてや出力トランスを使用して8Ω出力を得ている場合は抵抗分圧するにも一工夫が必要のようです。

というわけで微妙な抵抗を組合わせて、ほぼ8Ωを保つようにしたヘッドフォン出力回路です

空中配線にて抵抗から接続して左方向にシャシーに沿っている黒い線が モガミ 2534 4芯シールドケーブルです。先程の田中伊〇〇氏 らによると4芯の2534よりも 2芯の2549の方が、よりオススメとの事でしたが ステレオ用にシールド線を2本利用するってのも面倒臭い感じなので実用性を狙って2534で妥協した感じですわ

写真の上側がアンプの背面で、スピーカー接続用の端子が6個並んでおります。当面はサウンドチェックするのにヘッドフォンを利用し、いよいよ改造が完了しスピーカーも駆動したナァ となったら、これらの分圧抵抗を取り外さなければなりません。

いよいよ、初めて、、

コチラのアンプのヘッドフォンでのサウンドチェックです!!

   あっ~ なるほどナァ~

コレがシングル(半導体アンプで言うところのA級アンプ)のサウンドですか

確かに、つながりが良い というか全体的にまとまりの良いスムーズな印象を受けました

そりゃ、そうですよネ、全体を一つの素子(真空管イッパツ)にて一括で増幅しているわけですから  

音声信号を+側と-側に分割して、それぞれを別々の素子で増幅し最後に混ぜ合わせる という複雑で面倒臭い方式(PPプッシュプル)のサウンドとは 質 が異なります。

このシングル・アンプのサウンドを聴くと、スピーカーに関してもフルレンジ 一発 というアイデアが納得できる気がしてきました。 現用の3wayスピーカーでは音声信号を周波数により低域・中域・高域と無理矢理分割し、それぞれを別々のスピーカーで鳴らして なんとなく混じ合わさったサウンドを聴いているわけなので、おかしいと云えばおかしいわけでしょ~ネ 

というわけで、

 シングル球アンプの改造が始まりますので 

      乞 う ご 期 待 で す わ ~


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