ようやく 『 オ ー デ ィ オ 工 作 』 にも本調子を取り戻しつつある此の頃ですが、、、
前回は昨年来の課題である MCカートリッジ用の昇圧トランスの製作がすこしづつながら進展しているのをお知らせしましたが、端子が付けられないところで頓挫しておりました。
改めて寸法を計り直す、というか適当に部品をあてがってみると、なんとか無理矢理ながら納まりそうだという感じになりました。
Cardas社のロジウムメッキです!
ようやっとRCA入力端子を取り付けました。しかしこのサイズ(10mm)の穴開けは手間がかかります。
さて配線をしようか というときに、『空中配線では具合が悪いだろう!?』と思い直し、急きょ配線台を付けることに致しました。
まさに、在り合わせの部品です!
ここまでくると、なんとなく ・カ・タ・チ・ になってきた感じです。
内部配線の線材も、中音域重視の本格派ならば恐らくWEとかのビンテージ線というところでしょうが、、、さしあたり手元にあるというわけでお気に入りの A E T の線材を使います。
こんな極少電流の部分にSP線でもないでしょうけれど、これしかないので AETのPRIMARY SP400を使用したわけです。
線材をほぐして1本1本ていねいに磨いて、2本の撚り線にしてみました。
この昇圧トランスからの出力線は、AETのHCRーLINE typ-A と CardasのRCAプラグ・ロジウムメッキになっております。
このBEYERトランスの特性としては(配線が間違っていなければ?)以下の数値になっているはずなのですが、、、
● 入力インピーダンス:50Ω
● 出力インピーダンス:45kΩ
果たして イッパツで音が出てくれるのでしょうか ・ ・ ・
そのためにはMCカートリッジを準備せねばなりませんので、以前に入手しておきましたシェルとカートリッジを組み上げなければなりませ~ん!
ま だ ま だ MCカートリッジへの険しい道のりが続きま~す
ところがアナログは、選択肢の多さ、更には微妙にメカ部からの影響も大きいのです。 それゆえ、そう簡単には結果が決められないというところもお楽しみのひとつなのです~
そんなわけで ますます深みにはまり込んでゆきそうです。