さきごろレコード再生に関して、さらなる音質アップを目指してカートリッジの微妙な取り付け ”位置” だとか ”角度” を調整してみました。 その結果これらの微調整によりサウンドは確実に向上することを改めて確認できました。
やっぱりアナログはスゴイ! おもしろい!
と、そこまでは順調だったのですが ・ ・ ・
ふと気付くとターンテーブルの回転がおかしくなっていることがわかりました!!
しかし、いかんせん MICRO社のDQ-7は数十年前の電気製品ですからネェ いつ壊れても、まったく不思議はなく、 むしろ 壊れても完全に寿命だったとスンナリ諦めるべき製品なのです。
なんですが、勿体無くて そう簡単には捨てられません!!
回路図も修理情報もないまま、マズはオシロなんぞ準備して分解してみることにしましたヨ~
ここまでは、これまで何度も開いているので なんてことないのですが回路図が無いことには、何ともとっかかりが掴めません。
そこで、回転制御基板とモーター軸受けが組っ付いている部分を取外してみました。
な~んと なんと、、、
コレがモーターそのものでした!!! 実にきゃしゃなモーターでした。(( 結構ガッカリさせられました~ 巨大なずっしり重いモーターを期待しておりましたから・・・))
☆ ☆ ついでに 大 発 見 ☆ ☆
そのモーターに関連すると思われる部分に断線箇所を見つけてしまいました。
恐らく、この断線が今回のトラブルの原因だろうと推定しハンダ付け手直しにて修理完了。
ついでに電源ケーブルも交換しちゃいました。
オリジナルが余りにも細くて頼り無いので、すこし前にCDPにて好結果をもたらした aet社のprimary400(本来はSPケーブルなんですが、、、)に交換してしまいます。
芯線も太くてかたいので加工は手間取りますけど、効果は期待できます。
昔の製品はおおらかに造られているので、それほど細い部分もなく硬いケーブルでも簡単に通せました。
そして、再び組み上げて電源を ONしますと、スーッと正常回転になり、見事クォーツロックがかかり ストロボでも安定した回転に復活いたしました。
これで、また安心してレコードが楽しめます!
良かった 良かった~
電源ケーブル+ACプラグを交換した効果は、カートリッジの微調整の影に埋もれてしまったかも?ですが、相乗効果と思われますが、さらにレコード再生の分解能が向上いたしました。
当初は、恐らく基板上の素子の故障だと予想していたので、思いのほか簡単な原因だったので助かりました。
しかし断線していた配線はモーターの下面に位置するコイルなのですが、4つのコイルが固定もされずに適当にそこにあるだけなのです。 これらコイルの働きが判らないのでそのままにしてありますが、元々そうだったのか あるいは元々は正しい位置に固定されていたのか、全く不明のままです。
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