前回 その2 での、なぞの箱のようなモノは 『カバー兼端子台』なのでした。
といいますのは、オリジナルの信号ケーブルが直付けで交換できないので、そこをむりやりに改造したいわけです。(ケーブル自体もイマイチかな?と思いまして、、、)
0.5mm厚のアルミ板で自作したのですが、材質はやわらかく作業性は良かったのですが実用的にはチョット頼りない状態でした。(フニャフニャで容易に曲がってしまうので ボツ )
● そこで1.0mm厚の銅板で作り直してみました。
その硬いこと カタイこと !!
板金加工の工具がないことにはとても直角には曲げられません。 叩いたり、なだめたりしながらも非常に見栄えの悪い端子台になってしまいました。
ピンジャックは、Cardas製のロジウムメッキの端子を使用しております。(一応ケーブルもCardas製にてチェック)
● 電源ケーブルも非常に細い線になっておりましたので交換します!
ウチで常用しておりますベルデンの電源ケーブルが底を尽きまして、さてどうしよう??と見渡しますと、、、
・ ・ ・ ア ラ 、 ラ 、 ラ 、 、 目立つ白い電線 スピーカケーブルとして作られたAETのSP400の切れ端が目に入りました。
本当は規格をとおっていないのでAC配線に使用するのはルール違反でしょうが、所詮十数ワット(電流は弱冠0.17アンペア)のプレーヤですから問題はないでしょう。
プラグはマリンコのホスピタルグレードのL型(たまたま余っていたモノ)です。
あとは、設置スペースを確保することと、マッキントッシュC34Vのフォノ入力回路を整備すれば 試聴ができます。
あと少し、もうひと息 でございます。
一度ご自身でトライされたら、きっとその楽しさに アレコレ改造したくなるのだろうと推察いたします。
ステレオ装置全体のなかで見れば、端子だとか電線なんかはほんの端っこの小さな部品なんですが案外大きな影響を及ぼしていたりもします。
結局細かい部分の見直し・手直しが積み重なり最終的に大きな変化となってくるものと思います。
▲ とくにアナログには、そういった部分が極めて多いように感じております。
弊方のデンオン製はま~ざっと倍の太さはありますよ。
でも経年してくたびれてますけど。配線変えたいけどそこまでは
という気もしております。
只PCAコネクターだけは許せない感が有ります。