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ELEKIT TU-8200R こだわりの互換パーツ 高級出力トランス LUNDAHL オイルコン ブラックキャンディ

2023年03月30日 | 真空管アンプ

ELEKIT TU-8200R について、こだわりの互換パーツについては 既に十分 食傷気味 でしょうけれど、、

どうしても紹介せずにはおれん、今回の互換パーツのなかで 極め付け!!

ここまで達すれば 恐らくは合格点がもらえる? だろうと思われます

   それが コチラ

見掛けは どうって事ない、単なる金属のカタマリですわ・・  

が、しか~し この金属のカタマリは、 

なんと コノ たった2ケで キット(ELEKIT TU-8200R)本体一式の価格よりも高い!! (実は私がこのブログで大手家電量販店で65千円で販売中と記載したのですが、つい最近にイキナリ価格改定があり2万円もアップしておりました~残念)

以前のブログでも書きましたが、そもそも球アンプの出力トランスの優劣を確認したいが故にTU-8200Rをレンタルしたわけです。その結果 そのサウンドに魅了され遂には購入してしまったわけですが、どうやら決め手は この スウェーデンの LUNDAHL ルンダール社製の出力トランスだろうと予想しております。

空間に楽器の音像がクッキリとシャープに定位するのは聴いて気持ちの良いものだし、ステレオサウンドの一つの到達点とも云えるでしょう。

という様に本体一式よりも高価なLUNDAHL社製の出力トランスを入手したわけです。

上記は雑誌の広告ですが、実にマニアの購買欲をくすぐる名文句・殺し文句 が見受けられますわ~ 結局は 私なんぞはイチコロですぅ  しかし、何しろ高価ですから当然ながら海外パーツサイトから直接購入を検討しました。かなり探したのですが どうしても同じ型番が見付からず苦戦 そのうえ 7、8年前?でしょうか、スウェーデンの業者からSEASのスピーカーユニット等(audio-proのAvantek Fiveにて使用)を輸入した際に、かつて支払った事のない輸入関税をタップリ払わされた”苦い経験”があるので北欧からの輸入は敬遠したかったわけです。それまで中国からがメインながら米国やカナダからも機材やパーツを個人輸入してきましたが、海外業者は個人輸入の通例?として 商品名やら価格には曖昧・適当な記述をして関税が掛からないようにしてくれておりました。それに対してスウェーデンの業者さんは生真面目なのか わざわざ全商品の物品名、価格、重量等をリストにして梱包箱に貼付けてきたわけです。確かに、それが正しい方法だとは思いますが、、 せっかく苦労して国内調達より割安に入手しようとしたのに 努力が水の泡でした~ そんな経緯もあり今回は国内業者さんより購入しました。

果たして、期待通り 或いは 広告通り素晴らしいサウンドが得られるかどうか は組立て終って しばらくエージングを進めないことには真偽のほどを確かめられませんが、、 大いに期待するところです!!

 

   ブラックキャンディ オイル・コンデンサー

コチラも私にとっては高額でしたわ~

上に4ケ並んでいるのがブラックキャンディです 下列の四角い2本足はキット付属の高級フィルムコンデンサー

半導体アンプでは、音質に影響が大きいと思われる箇所には数百円程度のフィルムコンデンサーを使い マァマァ満足のゆく音質が得られておりました。コレだと広帯域でS/Nの良い音質が得られるのですが、どちらかと云えば音が ”薄っぺらい” 印象になりがちでした。それに対して 球アンプでは 中域にボリュームをもってきた分厚く・太い音を目指したいわけです。そこで登場したのがオイルコンデンサー 

1960~70年代前後には高音質で良質なオイルコンデンサが沢山生産されていたらしいのですが、当時の密閉技術が未熟だった為に 経年劣化で中身のオイルが乾燥してしまい現在では実用品が残っていないらしいです。そこで、こよなく球アンプを愛する 一部のマニアの為に、かつてのオイルコンデンサを復元してくれる貴重なメーカーがありまして ようやく入手できたのです。まだ勉強不足なので詳しくはないのですが、ブラックキャンディというのは その形状からの俗称・愛称であり、他にはオレンジドロップとかトロピカルフィッシュというコンデンサもあるようです。また別名称として『ビタミンQ』とも呼ばれるようで コチラは中身に使用しているオイルの種類がビタミンQということらしいです。従って球アンプのマニア間では、パスコンはビタミンQ と云えば サウンドのお好み傾向が伝わるみたいですわ~

   オヤイデ ステンレス スパイク OSP-SS

球アンプをお使いの方々は余り使用しないかも知れませんが、、 何せ重量が10kg前後もありますからネェ・・ 下手に先の尖ったスパイクならば置き台に 突き刺さってしまいます。

それでも個人的好みとして、どうしてもスパイクにしたかった!!

アレコレかなり探し回り ようやくコチラに辿り着きました。TU-8200Rの底板には付属のインシュレーター(要するに丸い足)取付用に4mmのネジ穴があります。

左の丸足がキット付属のインシュレータ 右がオヤイデの4mmネジ径のステンレススパイク

一般的なスパイクは6mmネジ径なので、それだと底板の工作が必要となり面倒臭いので いささか小振りなのは我慢するとしてコチラを選択 このままネジ込めるので極めて簡便ですわ  本来ならば初めに付属の丸足インシュレータを取り付け じっくりと試聴した後に、スパイクに付け替え 音質の変化を楽しむ というのが常道なのでしょうが、、 コチラも手間を省きたいので いきなりスパイクを取付けることに

 

では、では、、 そろそろ 

  組立てに取り掛かることにしますわ