いささか不安をいだかせるタイトルですが、最近よんだ本を紹介いたします。
サブタイトルに、「病人」にされる健康な人々 という意味深な表現があり興味津々で読んでみました。
この夏は異常に暑く、ようやく耐え忍びながら暮らしてきたわけなのですが、、、
そんななかでも炎天下のもと ひたすら走るランナーをしばしば見かけました。 ご本人達はどのようなお考えで走っていらっしゃるのか判りませんが、ひょっとするとメタボ解消の義務感からと思われる様子もうかがえたりしました。
そのように、すっかり世間に浸透したメタボリックシンドロームですが、余りにそれだけに執着しすぎると かえって健康を害するばかりか、場合によっては取り返しのつかない事態に陥ることもある事をおしえてくれる一冊です。
やみくもに、ダイエットとかお食事の制限とかに執心されるまえに、いちど落ち着いて読まれてみてはいかがでしょうか。
医学知識としても充実した内容だと思います。
厚生労働省は、メタボのつぎはロコモ!と新しいキャンペーンを数年前に立ち上げましたがロコモはちっとも浸透してきませんね~ (商売に結び付けにくいのかなぁ?)
ロコモーティブシンドロームといって、足腰が弱る前に積極的に筋肉運動をすすめようという運動推進キャンペーンのようです。