いささか不安をいだかせるタイトルですが、最近よんだ本を紹介いたします。
サブタイトルに、「病人」にされる健康な人々 という意味深な表現があり興味津々で読んでみました。
この夏は異常に暑く、ようやく耐え忍びながら暮らしてきたわけなのですが、、、
そんななかでも炎天下のもと ひたすら走るランナーをしばしば見かけました。 ご本人達はどのようなお考えで走っていらっしゃるのか判りませんが、ひょっとするとメタボ解消の義務感からと思われる様子もうかがえたりしました。
そのように、すっかり世間に浸透したメタボリックシンドロームですが、余りにそれだけに執着しすぎると かえって健康を害するばかりか、場合によっては取り返しのつかない事態に陥ることもある事をおしえてくれる一冊です。
やみくもに、ダイエットとかお食事の制限とかに執心されるまえに、いちど落ち着いて読まれてみてはいかがでしょうか。
医学知識としても充実した内容だと思います。
厚生労働省は、メタボのつぎはロコモ!と新しいキャンペーンを数年前に立ち上げましたがロコモはちっとも浸透してきませんね~ (商売に結び付けにくいのかなぁ?)
ロコモーティブシンドロームといって、足腰が弱る前に積極的に筋肉運動をすすめようという運動推進キャンペーンのようです。
ついにここにも浸食か?!
ヤダネー
この間検診の結果が来てました
中性脂肪とLDLが高く
メタボ一歩前の
限りなく赤に近い黄色でした
散歩はほぼ毎日
この炎天下では、早朝や夕方の隅田川沿いを
にょきにょき伸びるスカイツリーを見ながら
雨の日も地下鉄構内を忙しく行きかう
ビジネスマンやOLに白い目で見られながら
散歩しちょりました~
でも、この数値は・・・
期待をうらぎるなぁ
区や市の無料検診により一人でも多くの該当者を探し出し、医療の対象者を増やしてゆく。
ぜひ この本を読んで、この哀れな状況の真相を理解して頂きたいものです。