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PIONEER N-50 トラブル 片ch音でず PCM1794 リプレースか?

2017年07月07日 | オーディオ

これまで さんざんに手を加え、内部の半分はまるで原型をとどめない状態の Pioneer N-50 なんですが、、、

最近になって徐々に右chの音量が小さくなってきておりました。組み合わせているLUXMAN LV-103も相当古くアンプ側のトラブル(出力段のMOS-FETが怪しい)だろうと予測してました。

ところが、とうとう 遂に 右chから音が出なくなりました!!

幸いながら 最近レコード復活の話題もあり、久しぶりにアナログ再生をしてみましたら LV-103は調子良好です。そのうえ少し前にphonoイコライザー回路のコンデンサー交換が功を奏したのか 以前に比べ よりクリアーで伸びやかなサウンドを聴かせてくれてます  絶好調です。

というわけで、どうやらN-50がトラブルを起こしてます。

DAC回路は電源を含めて5枚の基板で構成されております。

肝心なDACチップは いまだにチョクチョク耳にする バーブラウン社の銘チップ PCM1794が左右で一つずつ乗っかってます。

数年ぶりかでオシロスコープを引っ張り出して、信号を追ってみると、、、

音の出なくなっている右chの出力が3V出っぱなし!!  これはDACチップがダメになったに違いない! と簡単に決めて 早速PCM1794を入手してきました(しかし、この時点でI/V基板と接続したままの状態だったので DACチップ不良は早合点だった)

さすがにこれだけ小さく、線の間隔が小さいICを交換するには、よっぽどの覚悟と決意が必要ですから 周辺のコンデンサーや抵抗を全部とっぱらいましたが、、、、

なかなか、リプレースの決意が出来ないでいる内に、

      ふと I/V変換基板には問題はないだろうか? という疑問が湧いてきたわけです。

で、回路図とテスターでI/V変換基板をさぐってみると、、、

      ウ~ム 右chの一か所にオープンしている箇所がありました。

なのですが、、、、 

左chとの比較でおかしな数値をだしているのは判るのですが、その原因場所が全然 みつけられません。 何度も休憩を繰り返し、諦めかけた頃に   遂に不具合箇所を発見!!!

なんと数年前に抵抗を交換した際に、基板のパターンを傷つけていたらしく 後段のオペアンプへの入力が途絶えておりました~     何と言うこと事だ~    だから素人仕事は心配だ~

てなわけで パターン断線箇所をリード線でつないで(青矢印のところ)修理完了で~す

いや~ しかし・・・

不具合箇所が発見できて 本当に助かりましたわ~

修理完了したN-50は自己満足の極致ながら、以前にも増して 素晴らしいサウンドを聴かせてくれております!!!!    PCM1794も良いですねぇ~


PIONEER N-50 パーツ換装 内部D/Aコンバーター ニッセイAPS、マルツFQ50S など

2016年12月22日 | オーディオ

今回は引き続いて、PIONEER N-50 ネットワークプレーヤーのD/Aコンバーター基板のパーツ換装しました。

これらは元々自作用のパーツ実装済の完成基板セットだったのですが、中心となるPCM1794(バーブラウン社のDACチップ)を残して ほぼ全てのオペアンプも抵抗もコンデンサーも既に換装しております。で、今回は最近の経験にて得られた更なるサウンド向上を目指した優れた抵抗やコンデンサーに交換しようという魂胆なのです。

用意したパーツのメインはマルツパーツの抵抗ですかねえ、、 ニッセイのAPSかなぁ、、 (MundorfのE-Capは出力回路のDCカット用)

今回は I/V変換基板の抵抗とコンデンサーを換装します。丸を付けた部分で、片ch基板で抵抗12本コンデンサー(フィルムコン)4本となります。 記憶のうえでは現状は恐らくタクマンの抵抗と東信工業のフィルムコンだと思います。その後試行錯誤の末 マルツパーツの精密抵抗が、より一層 高 音 質 であることが判ったので、再度 換装するのです。

いったん現状の抵抗とコンデンサーをとっぱらいまして~

チョチョイとマルツパーツの抵抗FQ50SとニッセイのAPSに付け替えました!!

この基板は集積度が低いので作業はやり易いので助かります。

抵抗とコンデンサーだけの交換なので、それほど緊張感なく簡単にSWをONにできますね~

        果たして サ ウ ン ド の 向 上 が実現したのでしょうか?

もう、ここまでイジリまくったので ビックリする程の変化は無いのですが、、、

これまで以上に繊細な部分まで再現されるようになりました!!!

ただし、多数の新品パーツを使ってますので 明らかに金属くさいサウンドがしております。これも時間の経過とともに落ち着いてゆくことでしょ~

やっぱり この抵抗は なかなか良いですね!!


Pioneer N-50 再びのパーツ換装 Mundorf E-cap など

2016年12月11日 | オーディオ

久しぶりにネットワークプレーヤー Pioneer N-50 の内部パーツの換装をしました。

すでにDAC部分は全部交換してありますので、今回はアナログ出力基板のコンデンサを交換することにします。

右下の基板が当該部分で、青矢印(その上のI/V変換基板は後日に)の2ヶ所を交換します。これらは既にオリジナルから東信工業のコンデンサに交換してあるのですが、その後の経験から 好みのサウンドに近付けるには更に交換すべきと決断したわけです。

コチラが出力基板ですが、この中央付近に横に2個並んだ電解コンと その脇に縦に4個(容量を合せるために2個から4個になってます)並んだ両極性電解コンを、PnasonicのOSコンとMundorfのE-capに換装しました。

OSコンはそんなに大きさが変わらないので簡単なのですが、一方 Mundorfはかなりデカいので 果たして基板上に収まるか?かなりあやしい状況でしたが、どうにかこうにか納めることが出来ました!!

まったく見映えが代わってしまったようで、サウンドの変化に期待が持てます。

このあとに引き続き I/V変換基板の抵抗とフィルムコンデンサを大量に交換しちゃいましたので、この換装だけのサウンド変化は確認しませんでしたが、、、

次回にI/V変換基板のパーツ交換後にトータルとしてのサウンドの変化をレポートしようと思います。

恐らくは、この最終の出力部 Mundorf E-capがサウンドを殆ど支配してしまうのだろうと予想しております。


LUXMAN LV-103 パーツ交換 SiC SBD Rohm から CREE へ シリコンカーバイドショットキー

2016年12月09日 | オーディオ

数か月前にLUXMAN LV-103の電源回路 整流ダイオードをお気に入りのシリコンカーバイドDiに換装したわけですが、、、

実は想定外の事故が発生しまして、、、

電流容量のうえでは十分だとは思うのですが(数値的に明確なエビデンスは無く、感覚的なところですが)、なぜかRohm社のSiC SBDでは数日間は良好に動作するものの その後にショート状態になったり 小爆発(破裂)したりしました。それも2回も交換したのですがダメでした!!

そこで少しでも電流容量の大きいモノにすれば大丈夫だろうと、またまたebayにて中国業者からCREE社のSiC SBDを入手いたしました。

で、さらに安全策として 少しでも放熱効果を高めようと放熱板まで準備したわけです。

   

ただでさえ電源回路付近は 無理やり電解コンデンサを増やしており狭いので、基板の裏・表に2個ずつ振り分けての取付です。(放熱板と配線が触れ合っているという危険きわまりないヒドイ状態)

カタログスペックではRohm社製よりも数Aも余裕があるので、恐らく大丈夫だろうと思いますが、、

残念ながら、サウンドに関してはCREE社のSiCはRhom社製に比べて劣っている感じがいたします。Rohm社のSiBだと、静寂感が深くて "オッ、オ~"という感動がありましたが、CREE社だと それほどの感覚がありません。また 最低音の響き感が "こりゃ スッゲ~"とうれしくなりましたが、CREE社だと低域まで伸びてはいるなぁ・・ という程度の感覚です。

 

ここからは別件になりますが、ついでながらパワーアンプ部の出力段MOS-FETをebayで調達しました!!

が、しかし、、、  やはり中国業者だと こんなモノですか・・・

一応ebayでの商品説明では、MOS-FET コンプリメンタリーのペアー となっておりますので hfe特性を揃えたペアーになってくると思っていたのですが、、、

なんと まあ・・・・

JとKがそれぞれ数量分 別々にパッケージされており、まったくペアーにはなっておりませんでした!! 

        こりゃ 困ったもんですな、また特性測定の方策から考えねばなりません。

もっとも必要に迫られてのことながら、次々と新たな課題(MOS-FETの特性hfe測定など)を課せられるのは 良い刺激(脳トレ)になると信じ、学んでゆきたいと思います。  ひ え ~


Schiedam Netherlandsからの小荷物 HDMI audioスプリッター

2016年11月01日 | オーディオ

ようやく、ようやく、やっとこさ 待ちに待った海外からの荷物が到着しました!

何しろ8月にebayにて購入し、いったん中国から発送してもらったのですが、その荷物が日本税関から理由なく返送されたと中国業者が伝えてきて全額を返金されてしまいました。その後 別の業者から同じ商品を購入し発送してもらった「モノ」がようやく到着したというわけです。

が、しかし、何やら見たことの無い地名から発送されてきたわけです!!

Schiedam Netherlands というのはネット検索によると、オランダの一番高い水車のある都市だということが判りました。ebayにて購入したのは中国の業者なわけですが 何故か英国ポンドでの決済だったのです。いやはや、なんとも国際的な感じですネ、、 知らずの内に何故かオランダから商品が届くというのも不思議な気がします。

で、中身は?

こんな感じです。

HDMIというAV機器に利用されている映像とオーディオを1本のケーブルでつないでしまう という便利な信号形式なのですが、その信号を4回路切り替えるセレクタースイッチです。そのうえに付帯機能として、HDMI信号からオーディオ信号だけを同軸ケーブルで出力してくれるという便利な機材なのです。

先ごろ整備の完了したDENON DVD-2930 DVD/SACDプレーヤで利用できるだろうと入手したわけです。DVD-2930ではSACDを再生する場合は内部のオーディオ回路を通したアナログ出力しかなく 直接デジタル音声信号が取り出せません。

そこで、なんとかSACDのデジタル信号を取り出せないものかと考え、HDMI信号からオーディオ信号(勿論デジタル信号)を取り出すことが出来れば可能になるはずなのです。

   

ACアダプターも付属しているのですが ヨーロッパ仕様の差込みなので、変換プラグと、HDMIケーブルをヨドバシカメラで調達してきました。

早速ながらDVD-2930のHDMI出力に上記ケーブルを接続し、それをHDMIスプリッターに接続しaudio出力を同軸ケーブル経由で ES9018dual DACに接続してみました。予定では、これで完璧にSACDをデジタル信号でDACに入力できるはずだったのですが、、、

まったくDACには信号が入力されていない様子です。

わけが分らずアレコレとネット検索してみると、HDMIの機能として接続しているHDMI機材間でID認識というか何かしらの認証を取り合っているらしいのです。今回の場合はDVD-2930からHDMI出力しているものの、その先にはHDMI機器が接続されていない状態なので、それで出力しようがない(通信する相手が無い)という認識なのではないかと想像しております。

いや~ 困りました~   何かしらHDMIを受ける機材を準備しなければ先に進めないようです。

今時(とは言っても十年くらい?)の機材はハードとソフトが混在して絡み合っているので、やたら難しいですネ!!         またまた頓挫!!

 


LUXMAN LV-103 続パーツ交換 コパルRJ-13P OPA627

2016年10月23日 | オーディオ

このところ内部パーツの交換で一段とサウンド変化の著しいLUXMAN LV-103ですが、、、 つい先日の抵抗とコンデンサーの大幅な換装により、細部までクッキリと表現できるようになったわけですが、更なる向上を目指して また少し手を加えることにしました。

これまでは出力段TR(FET)のバイアス調整とかは恐ろしくて触ったことがなかったのですが、この際一度お試しで調整しみることに・・・     ネット検索により、測定端子と目標値=40mVが判りましたので恐る恐るテスターで計ってみると、ほぼ目標値におさまっておりました。

これによりバイアス調整もなんとかなる事がわかりましたので、半固定VRの交換を実施

ネットで各種の修理やら改造の記事を眺めると、どうやらコパルのサーメット シリーズが良さそうなので、1/2Wの RJ-13P を選択しました!

バイアス調整の半固定VRを交換するとサウンドの変化は いかに?

                    う  ~  む?      判  り  ま  せ  ん  な  という感じです。

 

      ここで、もう 一か所 悩んだ末に ついに真打を登場させることに!!

アナログ回帰の決め手! とでも言いましょうか、、、

         RIAAイコライザー回路のオペアンプを交換します。

既に数年前に、超ローノイズで定評のあるLME49860に換装していたのですが、コレだと今一面白味のない平均的(?)なサウンドなので ここ最近のお気に入り 真打にご登場いただくことにしました!!

かつては高額で手の出なかった バーブラウン社の高級オペアンプ OPA627 です。このところドンドンと値段が下がってきたので気兼ね無く使用できるようになりました。

     やっぱり コレ すごいです!!   ソケット無しの直付けがいいのです!!

   これまではレコードって、プレーヤーに振動対策したり、カートリッジやシェル、シェルリードを換えたりして、自分自身の聴感としては相当な音質改善を確認してきたのですが、ある意味ではレコード再生のサウンドに対しては妥協があった という事が認識できた気がします。

この少し前にコンデンサーと抵抗を交換して情報量の多さが随分と改善されたうえに、OPA627の換装によりレコード再生のサウンド世界が拡がってしまった感じです。

        こりゃあ         いーですなー  

                              やっぱり  OPA627      いーですわー


LUXMAN LV-103 パーツ交換 Jantzen Z-cap、ニッセイAPS、シリコンカーバイドDi、LGMF抵抗

2016年09月30日 | オーディオ

再びアナログ回帰というわけで、またまたLUXMAN LV-103の内部パーツを交換してアナログ音質の改善(改悪?)に取り組みます。

ここ1,2年にデジタル系機器の度重なる大改造でパーツの特徴について多少なりともノウハウを蓄積しましたので、それらを活用したパーツ選択をしております。

結局のところ 一番影響の強いのが電源とコンデンサーであると認識しておりますので、そこを重点において選んでおります。

というわけで、マズは電源です~

数年前に当時の一番人気だった 日本インターの高速ショットキーダイオードです。元々4本足のシリコンブリッジが付いていたので無理矢理8本の足を絡み併せて4本足にしていたわけです。今回はそれを最近の流行りの シリコンカーバイドDiに交換するわけです。

片面で収まらなければ 裏面(ハンダ面)にも付けてやろうと考えてましたが案外簡単に4本並びましたのでパーツ面だけで出来上がりました(あまりに汚い並び方なので写真は非公開)

で、毎度ながら 本来ならば この時点で画期的な音質変化を確認すべきなのですが、組み合げたりバラしたりが面倒なので 一気に他のパーツも交換してしまいます。

次はイコライザーアンプ部とパワーアンプ部の抵抗・コンデンサーを交換してゆきます。

交換する抵抗は、アルファ金属箔抵抗と通販のビスパから販売されているLGMFシリーズ誤差±0.25%です。

パワーアンプ部の入力部にはアルファの金属箔抵抗(VISHYのVSRには手が届きません)です。

イコライザーアンプ部の交換パーツを取り外した様子です。

抵抗は交換前と交換後でサイズがいっしょなので面倒は無いのですが、コンデンサーがとにかくデカイものに交換するので 果たして収まるのか大問題でした~

これらが交換するコンデンサー JanztenのZ-cap standard とノンポーラー電解コンです。

赤いフィルムコンは、ニッセイのAPSです アキバのガード下の名店にて購入  部品面だけでは収まらず(C2117と記されているコンデンサー部分)裏面に取り付けました。

さらには 無極性電解コンもデカイです。

こんな状態で、かなり無理矢理な部品配置になってしましましたが なんとか予定のパーツ交換は出来上がりました。一部は回路図に記載してあった数値と異なるモノがあった為 再度のパーツ調達が必要になっております。

で、、、 肝心な音質の変化ですが、、、

これだけ一気に多数のパーツを交換してしまうと、実際のところ何が何だか解らないという感じです。

ただし、電源のシリコンカーバイドDiの交換の効果は絶大でありまして サウンドの余裕と言いますか、苦しさが一切ない=余裕で低域から高域まで伸びきっている感じです。Dレンジの拡大というか静けさが深くなり、残響音がよりクッキリした感もあります。パワーアンプの改善は明確なものの、イコライザー部の改善が???です。というのも、ここ数年はほとんどレコードを聴いていなかったので比較しようがない感じです。それに新しいコンデンサーが真価を発揮するには経験上数か月は要すると思っておりますので、まだしばらくはエージング時間といたします。

秋の深まりととも、アナログのお楽しみも深まるという感じです~


久々に アナログ礼賛 伊豆甘夏納豆売り Juilliard Quartet、LIVING STEREO、PAUL CHAMBERS

2016年09月22日 | オーディオ

ひょっとすると2年振り?かも知れませんが、、、

物凄く久し振りに MICRO DQ-7 に電源を入れました!!

果たして 無事に 回転するのか?と不安いっぱいでしたが、見事にイッパツで静かに回転し始めてくれました。

カートリッジはコチラも多分2年前に入手したaudio-techinica AT-33PTG/II であります。購入後はそれ程使用していなかったのでエージングもまだまだって感じです。

で、今回は かねてより所望していた レコードが遂に入手できたので、重い腰を上げてアナログ回帰というわけです。

そのレコードがコチラ

オーデイオ愛好者とかJAZZやCLASSICファンには見向きもされない種類のレコードでしょうけれど、このなかの一曲『伊豆甘夏納豆売り』という名曲(あくまで私自身の基準で)が、どうしても忘れられず数十年来 欲しいと思い続けて、とうとうアナログ盤で入手できたわけです。

で 実際に その曲を聴いてみると、、、   なぜでしょうかねぇ?  それ程 感動的でもなかった~

というか、ある意味では ブラジル録音という事と参加ミュージシャンが豪華だということで、音質に過度の期待をかけていたからでしょうネ、きっと・・・

お口直し にストリングスカルテットでも聴いて気分を治してみようと、同じ業者から つ い で に 購入したジュリアード クアルテットを聴いてみましょう

以前ならばモーツアルト一辺倒だったわけですが、この頃は選択範囲を広げて時代も国も問わず色々な作曲家の作品を聴いておりまして、ドボルジャークなんかも好いですねぇ~

こうなると、もうチョット気分を換えて異なったレコードも試してみたくなりまして

かつての銘録音盤の代表格 RCA の LIVING STEREO シリーズの中から1枚です。ペレス・プラードが "これでもか!" と言わんばかりに唸りまくります!!

いやはや、やっぱり 実にうまい録音ですネ  流石!!  盤面からのノイズも少ないです。

      そ ん な こ ん な で     最 後 の 1枚 が  コ  レ

ポールチェンバースと言えば BASS ON TOPが有名ですが、実はコチラも結構スゴイです。

特にB面 最後の曲 DEAR ANN は、アルコ奏法というんですか弓弾きでメロディを奏でるのですが、コレが凄い。これこそ レコード というか アナログ の極み?と言いましょうか、、、    このベースサウンドをデジタルで再現しようとすると、かなり相当なる機材を揃えなければ不可能だろうと思われます。音圧というか、分厚さというか、重みというか、空気感?ですかねぇ・・・

やっぱり アナログは良いですねぇ~   まさしく


DENON DVD-2930 レーザーピックアップ交換、さらに HDMI の壁

2016年09月12日 | オーディオ

数日前に、ebayにて調達したレーザーピックアップがシンガポールから到着しました!!

いつもならば注文してから到着までは待ち遠しくて楽しみに待つのですが、いざ到着してしまうと "安心" ?してしまうのか 作業に取り掛かるまでに随分な時間がかかってしまうのが「常」なのですが、、、             なぜか今回はチャチャっと交換作業に取り掛かりました。

交換作業自体はサービスマニュアル通りに簡単に完了したのですが、そのままではディスク読み取りが出来ませんでした!!        コ レ は 一 大 事  ! !

これまでに DENON DCD-1650AZ、MARANTZ SA-8260、DENON DVD-2900 などのレーザーピックアップの交換作業を実施してきましたが、交換してイッパツで読み取りが出来ないという事態は初めてです。

しかしながら、ヘェ~ なるほどネェ~ と至って安心して対応できました。 と言うのも、Youtubeにて交換作業の実際映像を眺めていたので、"どこ" を "どうすればいいか" が分っていたわけだからです。その調整というのは サービスマニュアルには一切説明がなく、映像を確認していなければ一気にアタフタしたことでしょう。

レーザーアライメントなんでしょうかねぇ?  ピックアップを支える2本のシャフトの高さを調整することで、ディスク盤面とレーザーの照射(受光)角度を調整するという 極めてプリミティブ?な(いささか野暮ったい)メカニカルな調整なのです。

かなり微妙な調整でもありますが、何度か調整すると CD、DVD、SACDとも読み取れるようになりました!!   やはりSACDが一番読み取りが難しく、チョット調整がズレるとSACDのレイヤーが読み取れず、通常CDレイヤーしか読み取れず通常CDになってしまいます。

  まあ、そんなわけでレーザーピックアップの交換作業は無事に終了できました。

 

で、さっそく 早速 

楽しみにしていた SACD や dvd-audio のデジタル音声出力を同軸ケーブル経由で ES9018dual DAC にぶち込んで スッゲー 音 を聴いてやろうとセッティングしたところ、、、

アリャ~   なんと、なんと、、  同軸端子にデジタル音声が出力されるのは通常CDだけでした!!  せっかく期待して、わざわざマルチプレーヤを準備したのにデジタル音声はCDだけ! DVDもSACDも対応していなかったわけです!!    これには参りましたネェ~    降 参 で す ~

   ここで現れたのが、HDMI という耳慣れない 得体の知れない 信号形式です!!

映像と音声を同じラインにシリアルデータとして伝送するものらしい?ですが、複数の機器の接続には便利なモノのようですネ。DVD-2930の回路図を眺めると、このHDMIを送信するためのチップ(結構デカイです)がありますし、受けるには専用のレシーバチップが必要なようです。

 このHDMIに関して ネット検索をしていると、このHDMI信号から音声信号だけを同軸で出力してくれる便利な機器が見つかりました!!  

国内品ではSANWAから400-SW-15という製品が この機能をサポートしているようですし、実際に使用者のコメントも確認できました。  ならば海外では どうかな? と、毎度ながらのebayにてHDMIセパレーターとかHDMIスプリッターなどで探すと 、目移りする位に多種多様な製品が出品されておりますわ~  金額も手頃(サンワの半分程度)なので ebayで調達することにしました。

ただし、これらの製品は どちらかというと映像を複数台に分配することがメインの機器なので 果たしてピュアオーディオ系として利用できるかどうか?は全くの未知数。

何しろ HDMIはかなり高い周波数で伝送されているし、ハイレゾ音源で諸悪の根源とされるジッターに関しても恐らく何も対策はされていない(わずか数千円の製品ですから)でしょうから、なんとなく音が出てればOKくらいに考えておきます。

    それでは、HDMIスプリッターの到着を  楽しみに待つことといたします~


SINGAPOGE・・・?からの小荷物 & 新たな教材か? DENON DVD-2930

2016年09月09日 | オーディオ

待ちに待った 小荷物が到着!!

が、しかし、、、  SINGAPOGEって???どこだ~          どうやらミスプリントですネ

数週間前に毎度のeBayにて香港の業者からパーツを購入しておりましたが、発送地はシンガポールだったようです。

毎度ながら 荷物は「Gift 贈物」ということで、値段が$5となっておりました。

さっそく開封しますと、

さらに詳しく見てみると、、、

そうです、光学ドライブのレーザーピックアップを入手しました。

で、コレを少し前に入手したコチラの機器に使用しようと考えております!!

DENONが2006年ごろに発表したマルチプレーヤの中級機種 DVD-2930 です。

なにゆえ 今さら マルチプレーヤかと言いますと、、、

ハイレゾ、ハイレゾと96/24や192/24の高解像度を追い求めるうちに、果たして過去のdvd-audioとかSACDってのは、比較すると どうなんだろうねぇ・・・??という単純な疑問が沸いてきたというわけです。

これまでにSACD対応機種としてMARANTZのSA-8260とか DENONのDVD-2900を整備したことがあるのですが 現在両機とも手元にありませんので、新たな機材が必要になったのです。

恐らくレーザーピックアップの交換だけなら それほど時間もかからないでしょうけれども、いざボンネットを外して内部の基板とか眺めると、次から次から交換したくなるパーツが目に入ってくるだろうから、、、    作業に取り掛かるのが つい つい 億劫になります~

          レーザーピックアップの交換作業に いつ取り掛かれることやら??

                             お 楽 し み は        続   き   ま   す   ~