雨降る夜に

2024年06月19日 | 植物・花

 

一昨日の夕方に、庭のサボテンのツボミが膨らんでいた。
天気予報通りに、その日は午前中から雨が降っていた。
「サボテンの花が咲きそう」と女房と話していた。
夕方から私たちは夕食を食べ、それぞれにテレビを観て夜を過ごした。
(妻はキッチンのテレビ、私はリビングのそれでです)
つまが10時に寝るといって、2階の寝室に行った。
私のいるリビングが暑かったので、ガラス戸を開けて扇風機をつけていた。
11時になって私は、リビングのガラス戸を閉めようと思った。
庭を見ると、リビングの灯りに照らされサボテンが見えた。
雨の中でサボテンは花を咲かせていた。
私は、雨の降る中急いで庭に出てiPhoneで写真を撮った。
光が少ないのでシャッタースピードが遅かった。
それでもなんとか写真は撮れた。
昼間はこの程度のツボミだったのです。



私は72歳になって、爺さんになってしまったな、としみじみ思うようになった。
いや、私の精神年齢なんて25・6歳の未熟なときのままです。
しかし、身体がいうことをきいてくれない。
私は38歳のときにバイクで事故を起こした。
そのときに右足の膝の靱帯を切断している。
そのせいだと思うのだが、どうも右足が上がらない。
あのとき入院した所沢の防衛医大病院の医師は、
「靱帯を切断したままでも、それほど生活に影響ないです」
といってくれたので、私は靱帯を切断したままにした。
最近、階段を上がるとき、いや平地を歩いているときに出っ張りがあると、
それに右足をぶつけてしまって転びそうになる。
気をつけているつもりだが、低い段差にも右足を取られて転びそうになる。
そんなとき、切断した靱帯を治しておけばよかった、と後悔してます。

私は、2020年の1月に階段から落ちた。
2020年01月15日九想話「階段で転ぶ
2020年01月19日九想話「私が転んだ階段
あのときは怖かった。
私はもう、私の人生は終わってしまったと思った。

それとは違うのですが、72歳になって気持ちが燃えなくなってきた。
政治・世の中のことなどなんかどうでもいいんじゃないか、と思う気持ちになるときがある。
それなりに社会の出来事には怒っているのですが、
「もうおれもあと何年生きるんだか」
なんて考えると、この世界や日本の未来なんてどうでもいいか、なんて思うときがあります。
そんな自分がさびしいです。

いや、現在の世界・日本がどうなってもいいなんて私は思いません。
思っていたら九想話を毎日書きません。
よい世界・日本になってもらいたいです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする