昨日は、東京の赤坂にあるマンション管理会社の面接に行った。
66歳の私に応募出来る求人は、警備員かマンション管理員ぐらいしかない。
警備員は過去にやっていて、もう2度とやりたくなかった。
求人があって私にやれそうな職種は、マンション管理員しかありません。
池袋で地下鉄丸ノ内線に乗り換えて赤坂見附駅に行った。
埼玉の家を出て2時間ほどかかった。
駅から外に出ると身体を熱気が包む。
私はこの夏の面接に行くにはどのような服装がいいかと、7月に悩んだ。
悩んだ結果、半袖のワイシャツにスラックスというものにした。
そうしたのは、ある会社の担当者が、
「暑いからノーネクタイでいいですよ」といってくれたからです。
私は長袖のワイシャツは持っていたが、半袖はなかった。
なので半袖のワイシャツ(1,990円+税)を買いました。
おそらくこの夏の就活が終わったら、二度と着ないでしょう。
(いや、夏に冠婚葬祭があったときには着るかな?)
予定どうり赤坂見附駅に9時半に着いた。
じつはその日面接に行く会社は3月に一度行っていた。
そのときは、ある市の学校・図書館などの施設管理の仕事で、結果は不採用だった。
その会社は、マンション管理もしているのです(たしか警備もやっている)。
10時10分前に受け付けの女性に用件を伝え、3月と同じ場所で待機した。
10時に担当者が来て、その建物を出て隣のビルに移った。
面接に来た人は私を含めて5人、みな同じような年頃だった。
3人がジャケットを着ていた。
おそらくエアコンは効いていたが、ジャケットを着ていては暑かったと思う。
担当者からのその日のスケジュールの説明があった。
マンション管理員の仕事内容のDVDを20分ほど観てから、
アンケートと適性検査を行う、ということだった。
それをやっている間に名前を呼ばれた人は面接をして下さい、という。
面接が終わってアンケートと適性検査の用紙を、
指定された箱に入れて帰っていい、ということで説明は終わった。
アンケートは、住まいはどこで勤務地まではどのぐらいでいけますか?
今回の求人に応募した志望理由はなんですか?というものだった。
適性検査は、100問ほどあった。
これは3月に私はやっていて疲れた記憶があった。
この適性検査に、どれだけの意味があるのか?
私は、来た順番なのか2番目に面接に呼ばれた。
面接、適性検査を終えて外に出たときには1時間ほどたっていた。
そのあと私は、TBS放送センターの建物が見たくて歩いた。
すぐ近くにあった。
デカイな~、と思った。
私の大好きなTBSのラジオやテレビがここから放送されている。
私が毎日享受している放送がその建物から送り出されている。
しかし、そこは私にまったく関係がない。
そのビルに私は入れもしない。
私は一瞥してその場をあとにした。
考えればなんでと思うが、スマホで写真も撮らなかった(撮っとけばよかった)。
66歳で就活している男に、あの建物は華やか過ぎた。
赤坂の街を、昼食の場所を探し歩いている美しい若い女性の間を、
就活バッグを肩にかけた66歳のおじさんがうつむいて歩いていた。
(昨夜は、東京まで行ったせいか疲れてしまい、九想話を書けないで寝てしまった)