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きぼうのいえ

2010年12月13日 | 健康・病気

プロフェッショナル・仕事の流儀(NHK総合 22:00 ~ 22:50)
山谷の街で命に、よりそう ホスピス看護主任・山本美恵
「どんな最期も希望ある行き場ない人のためのホスピスで最期みとる女性▽無縁社会で」
今夜は、東京の山谷地区のホスピスケア施設「きぼうのいえ」の看護主任を務める
山本美恵さんを取材して紹介してくれた。
日雇い労働者やホームレスが多く集まる山谷での
ホスピスケアというこれまでにない同施設の取り組みは、
全国から熱い注目を浴びている。
この施設は、山田洋次監督の映画「おとうと」に登場する
ホスピスのモデルにもなったらしい。

山本さんは、長野県に生まれた。
現在、長野に生活している私としては近親感を抱く。
両親に大切に育てられた山本さんは、小学生のときいじめにあう。
高校を出て東京の看護学校に行き、看護師になった。
20代のはじめ恋をした。
相手は奥さんのいる男性だった。
不倫の恋に苦しんだ。
その人が事故で亡くなった。
生きていることがどうでもよくなり、自殺を考えた。

ある男性と知り合った。
その人は鬱から立ち直り、
山谷でホームレスや病気の人を助ける施設を作ろうと考えていた。
山本さんは、その人と結婚し、
日本初となる行き場のない人専門のホスピスケア施設を夫と共に立ち上げた。
山本さんは、この8年で100人以上をみとってきた。
彼女は、大変な人生を歩んできた人たちにも最期の瞬間は、
まんざらでもない人生だったと思ってもらいたいと語る。
この秋も、彼女の施設で多くの人々が最期の日々を過ごした。

再放送、12月15日(水)午前0時15分~ NHK総合

コメント (4)
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