今日、女房が東京からやってきた。
パンカーラで明日ある「コールたぬき」ライブを観るために。
でも、これは彼女の“言い訳”にすぎないと思う。
「コールたぬき」のコンサートは、4月4日に東京三鷹市公会堂であります。
女房が行くのにはこっちのほうが断然近い。
「コールたぬき」は、本番の東京三鷹市公会堂でやるコンサートのための合宿を
北軽井沢でして、パンカーラでライブをするようです。
女房がわざわざ軽井沢まで来てパンカーラに行きたい、なんて、
たんに自分が軽井沢に来たいからにほかならない。
私は、仕事を終え中軽井沢に帰り、高速バス停留所近くの
八十二銀行の駐車場に車を停め女房を待った。
ほどなくしてバスから降りた女房を車に乗せ、ツルヤに行った。
ツルヤの中を歩きながら彼女がいう。
「今夜何が食べたい?」
なんてやさしい女房の言葉なんだろう。いろいろ考えて私は決めた。
「シチュー」
それで買い物は決まった。
家に帰って、女房はさっそく夕食の準備を始めた。
私は、風呂場を洗い、お湯を入れた。
お湯が入って、私が先に風呂に入った。
ほんとは、トンボの湯に行きたかったが、土曜日は高いので行けません。
平日500円で入ってしまうと、みみっちいのですが、
それより高い料金では行きたくない。マズシイナ~
私が出てすぐに女房も風呂に入る。
ここの風呂は沸かすことができないので、冷めないうちに入るしかない。
女房が入っている間、私は鮪のブツ切りとピーマンの肉詰めでニセビールを飲んでいた。
女房が風呂から出てきてシチューを出してくれた。
うまかった。でも、何かが物足りない。
そうだ、ジャガイモが入ってないじゃないか。それを女房にいうと、
「めんどくさかったからジャガイモは入れなかった」という。
あァ…、これが女房得意の手抜き料理です。
私は、今夜心から食べたかったのは“シチューに入ったジャガイモ”だった。
そうか、そう力を込めて彼女にいわなかった私がいけないのか。
「夕食で食べたかったのは“シチューに入ったジャガイモ”」だと。
でも、そんなことグァンバッテいわなくても、
普通の主婦ならシチューにジャガイモは入れるだろう。
シチューにジャガイモを入れない主婦なんて、“シチュー引廻し”だ。
私は結婚してずいぶん気づかなかったが、
女房はジャガイモがあまり好きではないらしい。
カレーにもジャガイモが入っていないときがある。
所帯を持って何年かしてそのことを女房に訊くと、
「私、あまりジャガイモが好きじゃないの」とあっさりいう。
私は唖然とした。
この世の中に、ジャガイモが好きじゃない人がいるなんて!!!!
そんなの人間じゃない。
私は、野菜の中で一番好きなのがジャガイモです。
このことは結婚してからズーッと女房に訴えている。
コロッケ、肉じゃが、ポテトサラダ、カレー、シチュー、などと贅沢なことはいいません。
私は、子どもの頃、母がジャガイモを皮のまま茹でてくれたのを、
皮を剥いて醤油をつけて食べた。これがおやつだった。
それだけでいいんです。
ただジャガイモが食べたいんです。
パンカーラで明日ある「コールたぬき」ライブを観るために。
でも、これは彼女の“言い訳”にすぎないと思う。
「コールたぬき」のコンサートは、4月4日に東京三鷹市公会堂であります。
女房が行くのにはこっちのほうが断然近い。
「コールたぬき」は、本番の東京三鷹市公会堂でやるコンサートのための合宿を
北軽井沢でして、パンカーラでライブをするようです。
女房がわざわざ軽井沢まで来てパンカーラに行きたい、なんて、
たんに自分が軽井沢に来たいからにほかならない。
私は、仕事を終え中軽井沢に帰り、高速バス停留所近くの
八十二銀行の駐車場に車を停め女房を待った。
ほどなくしてバスから降りた女房を車に乗せ、ツルヤに行った。
ツルヤの中を歩きながら彼女がいう。
「今夜何が食べたい?」
なんてやさしい女房の言葉なんだろう。いろいろ考えて私は決めた。
「シチュー」
それで買い物は決まった。
家に帰って、女房はさっそく夕食の準備を始めた。
私は、風呂場を洗い、お湯を入れた。
お湯が入って、私が先に風呂に入った。
ほんとは、トンボの湯に行きたかったが、土曜日は高いので行けません。
平日500円で入ってしまうと、みみっちいのですが、
それより高い料金では行きたくない。マズシイナ~
私が出てすぐに女房も風呂に入る。
ここの風呂は沸かすことができないので、冷めないうちに入るしかない。
女房が入っている間、私は鮪のブツ切りとピーマンの肉詰めでニセビールを飲んでいた。
女房が風呂から出てきてシチューを出してくれた。
うまかった。でも、何かが物足りない。
そうだ、ジャガイモが入ってないじゃないか。それを女房にいうと、
「めんどくさかったからジャガイモは入れなかった」という。
あァ…、これが女房得意の手抜き料理です。
私は、今夜心から食べたかったのは“シチューに入ったジャガイモ”だった。
そうか、そう力を込めて彼女にいわなかった私がいけないのか。
「夕食で食べたかったのは“シチューに入ったジャガイモ”」だと。
でも、そんなことグァンバッテいわなくても、
普通の主婦ならシチューにジャガイモは入れるだろう。
シチューにジャガイモを入れない主婦なんて、“シチュー引廻し”だ。
私は結婚してずいぶん気づかなかったが、
女房はジャガイモがあまり好きではないらしい。
カレーにもジャガイモが入っていないときがある。
所帯を持って何年かしてそのことを女房に訊くと、
「私、あまりジャガイモが好きじゃないの」とあっさりいう。
私は唖然とした。
この世の中に、ジャガイモが好きじゃない人がいるなんて!!!!
そんなの人間じゃない。
私は、野菜の中で一番好きなのがジャガイモです。
このことは結婚してからズーッと女房に訴えている。
コロッケ、肉じゃが、ポテトサラダ、カレー、シチュー、などと贅沢なことはいいません。
私は、子どもの頃、母がジャガイモを皮のまま茹でてくれたのを、
皮を剥いて醤油をつけて食べた。これがおやつだった。
それだけでいいんです。
ただジャガイモが食べたいんです。