観てきた。
感動しました。
なんといっても、能登演劇堂がいい。
↑これ、私です。
舞台後壁の大扉が開いて、能登の森が見える。
そこから馬に乗った兵士が、軍隊がやってくる。
森が揺れる。
そのスケールの大きさに体が震えた。
魔女3人がよかった。
なんといっても山谷初男が素晴らしかった。
仲代達矢はもちろんだが、若林麻由美が妖艶でよかった。
ただ、無名塾の若手のセリフがちょっと聞きにくかった。
能登演劇堂に入るところにお店がありました。
幕の内弁当やマクベス焼酎を売っていた。
授業か社会見学なのかある高等学校の生徒さんたちが観に来ていました
これまで能登演劇堂で上演した芝居のようです。
いや、森進一の名前もある。芝居だけではないようですね。
能登演劇堂は最高でした!!
「むろん、このような解説より、
まずは実地に『マクベス』を舞台で見て、
この門を叩く音のすばらしい劇的効果、
腹にずっしりこたえるようなその重みを、
わが耳でたしかめてみることである。
戯曲を書斎で読みながら想像力を
働かせることは大切だが、それには限界がある。
ずっしりと腹の底に響きわたるような重厚なノックの音、
それを劇場で現実に聞いたなら、
そのとき読者は驚くにちがいない。
冷水を浴びて全身がわななくような感覚に
襲われるにちがいない。
頭と心ばかりか、目と耳で、
面前に起っていることを受けとめること、
演劇の醍醐味はまさにそこにある。」
「マクベス」新潮文庫解説、
中村保男の文章です。
まずは実地に『マクベス』を舞台で見て、
この門を叩く音のすばらしい劇的効果、
腹にずっしりこたえるようなその重みを、
わが耳でたしかめてみることである。
戯曲を書斎で読みながら想像力を
働かせることは大切だが、それには限界がある。
ずっしりと腹の底に響きわたるような重厚なノックの音、
それを劇場で現実に聞いたなら、
そのとき読者は驚くにちがいない。
冷水を浴びて全身がわななくような感覚に
襲われるにちがいない。
頭と心ばかりか、目と耳で、
面前に起っていることを受けとめること、
演劇の醍醐味はまさにそこにある。」
「マクベス」新潮文庫解説、
中村保男の文章です。