NHKスペシャル「日本海軍 400時間の証言」を昨日、今日観た。
第一回 開戦 海軍あって国家なし
第二回 特攻 やましき沈黙
第三回 戦犯裁判 第二の戦争
をやっていたが、私は、
「第一回 開戦 海軍あって国家なし」は観られなかった。
国民の生き死にを左右する戦争が、海軍の軍令部というところの
一部の人間が決めているということが怖い。
その人たちは、戦争の行く末をうすうす分かっていても、
組織の一員としてそれを口には出せずに、
「特攻」というバカな“新兵器”を考える。
戦争が終われば、東京裁判でなるべく
上の者に戦犯を出さないように、“努力”する。
天皇を戦犯にしないために。
海軍から絞首刑になった人はひとりもいないという。
私は、メモを取らずにただボーッと観ていた。
なので詳しいことが書けません。
しかし!!
ただやるせない思いだけが心に残っています。
「やましき沈黙」という言葉が胸に残っている。
都合悪いことはいわないでおこう、ということのようだ。
私は、高校を出てから10何社かの会社に勤務していました。
会社という組織にもそういうことは多々ありましたね。
人間というもの、打算がからむと、そうなっちゃうんですかね?
あ~、いやだいやだ。
「熱中時間」(NHK総合22:45~23:00)という番組を好きで観ている。
今夜は、77歳の女性でした。
回文を作るのが好きでこれまで3000いくつか作っている。
歌を逆さからうたうのも好きだ。
ピアノも教えている。
ベビーシッターもしている。
なんでそんなにいろんなことをしているのですか?
と女性のアナウンサーが訊くと、
昔のことを話した。
昭和20年7月、その人の住むところに特攻に行く若い兵士が
20人ほど来た。
しかし、飛行機がなくて出撃できないでいたらしい。
その人たちを慰めるために、三姉妹で行って
歌をうたったり、お話したという。
その若い兵士たちは、そのうち出撃した。
そういうことを経験して、
人生やりたいことをやらなくてはいけない、
と思ったという。
今夜は、77歳の女性でした。
回文を作るのが好きでこれまで3000いくつか作っている。
歌を逆さからうたうのも好きだ。
ピアノも教えている。
ベビーシッターもしている。
なんでそんなにいろんなことをしているのですか?
と女性のアナウンサーが訊くと、
昔のことを話した。
昭和20年7月、その人の住むところに特攻に行く若い兵士が
20人ほど来た。
しかし、飛行機がなくて出撃できないでいたらしい。
その人たちを慰めるために、三姉妹で行って
歌をうたったり、お話したという。
その若い兵士たちは、そのうち出撃した。
そういうことを経験して、
人生やりたいことをやらなくてはいけない、
と思ったという。