8月30日から、私の勤める施設で県展が開催されている。
このサイトに、その開幕式のようすや県展の風景が動画である。
(いつまでこの動画はあるのだろう?)
「県展」という言葉をこれまで聞いたことはあった。
なんか遠い世界のことと思っていた。
それが現在、私の職場で行われている。
23日から作品の搬入があり館の中はてんてこ舞いだった。
いくつかの部屋で作品の審査をしていた。
長野県の人はこんなに芸術をする人が多いのかと感動させられた。
日本画、洋画、彫刻、工芸の4部門、どれも素晴らしいです。
見ごたえがあります。
私は、小学5年生のとき、なんの展覧会か忘れましたが、
先生に「出品するから絵を描け」といわれ、
放課後残って描かされた。
中学生のとき美術の授業が好きだった。
授業で描く絵、作る作品がみな先生に褒められた。
しかし、私はブラスバンド部に入っていたせいか
美術より音楽が好きでした。
高校では美術と音楽の授業が選択となり、私は音楽を選んだ。
やはり吹奏楽部に夢中でした。
20歳のとき、よく酒を飲んでいた友人は、
美大を落ちて、日雇いをしながら油絵を描いている人だった。
その友人を訪ねてくる美大生も多かった。
なぜか21歳のとき、会社を辞めデザイン学校の夜間部に入った。
桑沢デザイン研究所という学校で原宿にあった。
毎日授業が楽しかった。
結局、学費が払えず除籍になりましたが、
私は、美術の方面をがんばっていたらなんとかなっていたかも…、
なんて考えるこの頃です。
いや、きっとだめでしょう。
ゴーギャンのように絵を描き続けるほどの情熱はなかった。