父の日(前日)

2009年06月20日 | 健康・病気
父の日、ということなのでしょう。
今年結婚した息子から花が送られてきた。
女房にも、母の日に送られてきていた。
おそらく嫁さんの気持ちなのだろう。

じつは、一昨日来ていた、といっても、宅急便の不在票が。
不在票には、「生花なので至急連絡下さい」と、
ヤマト運輸のドライバーのへたな字で書いてあった。
そのとき女房にメールを書いた。
送るなら職場のほうがよかった。
花なんて送らなくてもいいのに、酒のほうがよかった、なんて。
すぐ女房から電話がきた。
「せっかく贈ってくれたんだから、素直に喜んだら」
と叱られた。

私はその日、夜勤で家に帰ったのが23時半だった。
翌日は朝から健康診断で病院に行かねばならず、
終わってから職場に行き、午後10時過ぎまで勤務した。
宅急便を受け取ることができなかった。
(昨日も配達に来ていて不在票があった)
昨日、今日の午前中に再配達ということをネットで頼んだ。

今日は、朝から宅急便を待っていた。
トイレに行っているときに来たらどうしょう、
シャワーを浴びているときに来たらどうしょう、
なんて心配しながら。

永六輔のラジオ番組にピーコが出ていた。
そのとき、ピーコがいっていた。
「どんな贈り物でも、それを選んでいるときその人は、
 私のことを考えていてくれるのだから、ありがたい」
私はピーコという人が好きだ。
あの人のものの考え方が好きだ。

なぜか12時になっても宅急便が来なかった。
午前中と頼んだのに。
せっかくピーコの言葉でなだらかな心になっていたのに、
私は少し苛立ってきた。

12時15分、念願の宅急便は来た。
「遅れてすみません」ドライバーがいう。
ヤマトのドライバーは感じのいい好青年だった。
私はさっきまでの不愉快さは消えて、
思わず「ありがとう」と応え、笑顔になってしまった。

写真は、窓辺にその花を置いてみました。
バックには、近くのペンションが写っています。
この社宅は古くて汚いけど、まわりはさすがに軽井沢です。
コメント (5)
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