角田光代

2008年04月22日 | 健康・病気
「ぼくとモネ号と彼女たち」(角田光代著 河出文庫)は、
喉が渇いた夕方に飲んだ第3のビールのようにうまかった。

“ぼく”が“パチンコ屋の裏手の中古車センターで、
十五万円で売られていた”白いシビックを買ってから、
このロードムービーは始まった。
とにかく運転したくって、
“高校時代の同級生や中学のとき仲のよかったやつの家を”まわり、
最後に高校のときに“ぼくを好きなのはまるわかりだった”
春香を訪ねた。
車に乗ってる間中、“ふにゃふにゃした口調で話す春香”を
無視していたが、なぜか“ラブホ”に入ってしまう。
しかし、春香はやらせてくれなくて、
“ぼく”はトイレでオナニーをする。
そのあと春香と別れて、別な女と旅をする。

本物のビールではないが、
最近のその他の雑酒というビール系の飲み物はうまい。
これは1997年出版された小説だ。
角田光代は、直木賞をとったりして本物のビールになったのだろう。
私は、これまで彼女の小説は
文芸雑誌に載っていた短編しか読んでいなかった。
こんどは別な小説を読んでみよう。


ぼくとネモ号と彼女たち (河出文庫)
角田 光代
河出書房新社

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荻原と萩原

2008年04月22日 | 健康・病気

今日の「ストリーム」(TBSラジオ )の「えびシャケ」は、
「萩原(ハギワラ)と荻原(オギワラ)、迷う? 迷わない?」でした。
現在、仕事中にはラジオの聴けない私ですが、
今日たまたま休みだったので聴けた。
練馬にいたたときにはいつもこの番組を仕事中聴いていた。

私も投票した。
当然「迷わない」に。
結果は、迷う…64%、迷わない…36%、でした。
「荻」も「萩」も同じ字と思っている人が多いようですね。
ケモノヘンとノギヘンなのになァ。

火曜日には、音楽評論家の萩原健太が出ている。
彼が「荻原」に間違われて不愉快な思いをしているそうだ。
私だってまったく同じだ。
でも、これはどうしょうもないのでしょうね。

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