閉鎖病棟

2008年03月24日 | 健康・病気
本日、「閉鎖病棟」帚木蓬生著、読了。
2週間ほど前に、しんちゃんからいただいた文庫本だ。
そのとき読んでいた本があったのですぐには読めなかったが、
読み始めたらやめられなかった。

精神病院の話です。
正直、読み始めたときは気が重たかった。
この小説は、登場する一人ひとりの物語から始まる。
それぞれに重苦しい過去を背負っている。
そして、閉鎖病棟での演芸会のエピソードが語られたあと、事件が起きる。
元やくざの入院患者が外来患者の少女を強姦する。
そして……。

これから読む人のために書かない。
私は今朝、通勤の地下鉄の中で温かい涙を流してしまいました。

コメント
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