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快挙

2007年08月21日 | 健康・病気

昨日、仕事を終えて帰るとき携帯電話を見ると、
女房からメールが入っていた。

> ギターの内藤さんが、フラメンコ新人公演ギター部門
> 奨励賞とったの。すごいことなの。歴代の受賞者は今の
> フラメンコの中心の人たちだもん。

それを読んだとき私としては「へぇーそうか」だった。
私は日本のフラメンコ“業界”のことをあまり知らない。
内藤さんは、女房が1月まで行っていたフラメンコ教室で、
練習や発表会でギターを弾いていた。
以前は塗装工をしながらフラメンコギターを習っていた。
2年ほど前に仕事を辞めギターだけで暮らしているらしい。
生活は苦しいようだ。
昨年12月に亡くなったカンテの大木ユリ(女房の以前の先生)
が目にかけていた。
「先生が生きていたら喜んだろうね」と女房がしみじみいう。

女房が彼を知った5年ほど前は、
フラメンコの伴奏もあまりできなかったらしい。
フラメンコというよりもパコ・デ・ルシアのギターに憧れたという。
「そんな内藤さんが、文学でいうと芥川賞をとったようなものなのよ。
 すごい努力したんでしょうね」
と女房は鼻の息を荒くして、私をさげすみながらいう。
私は何もいえないで黙って聞いていました。

 


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