ここのところ私の心の中で流れるメロディは、
小椋佳作詞作曲の「船旅」という歌だ。
♪ 船旅に擬えるなら兎に角に私の船は
甘やかな港を後に帆を立てて錨を上げて
海へ出た荒ぶる海へ
最初、ラジオ深夜便で聴いたときは、
「ふなたびに なぞらえるなら とにかくに わたしのふねは」
「あまやかなみなと」「あらぶるうみへ」なんていう言葉がイヤだった。
しかし、毎晩、九想話を更新前後(午前3時50分頃か)に聴いていると、
しみじみいい歌だなと思うようになってしまった。
♪ 人の身はままならぬもの何故かしら時に無気力
情けない怠け心が忍び込み漂流船と
成り果てる恐れが襲う
この歌詞にはまいった。
日々、私はこんな状態で暮らしている。
♪ 海図無く羅針盤無く蒼臭い未熟な知恵と
競い立つ欲望たちと我知らず湧く情熱を
せめてもの追い風にして
現在の私にもまだ“欲望”と“情熱”はある。
♪ 振り返って悔いの無い充実の海を渡れるだろうか
嬉し泣きできるほどの悦びの場所を抱けるだろうか
小椋佳もこのように考えて生きていたのか。
彼のうたいかたがいい。
むかしから好きだった。
10月に入って、もうこの歌は流れない。
小椋佳作詞作曲の「船旅」という歌だ。
♪ 船旅に擬えるなら兎に角に私の船は
甘やかな港を後に帆を立てて錨を上げて
海へ出た荒ぶる海へ
最初、ラジオ深夜便で聴いたときは、
「ふなたびに なぞらえるなら とにかくに わたしのふねは」
「あまやかなみなと」「あらぶるうみへ」なんていう言葉がイヤだった。
しかし、毎晩、九想話を更新前後(午前3時50分頃か)に聴いていると、
しみじみいい歌だなと思うようになってしまった。
♪ 人の身はままならぬもの何故かしら時に無気力
情けない怠け心が忍び込み漂流船と
成り果てる恐れが襲う
この歌詞にはまいった。
日々、私はこんな状態で暮らしている。
♪ 海図無く羅針盤無く蒼臭い未熟な知恵と
競い立つ欲望たちと我知らず湧く情熱を
せめてもの追い風にして
現在の私にもまだ“欲望”と“情熱”はある。
♪ 振り返って悔いの無い充実の海を渡れるだろうか
嬉し泣きできるほどの悦びの場所を抱けるだろうか
小椋佳もこのように考えて生きていたのか。
彼のうたいかたがいい。
むかしから好きだった。
10月に入って、もうこの歌は流れない。