近頃、何かというと女房は孫の話をする。
まだ生まれてもいないのに…。
「可愛い女の子だったらどうしょう?」
「どうしょうったって、まだ実感わかないよ」
「私、ぜったい正座なんてさせないんだ。
脚のかっこが悪くなるから。
やっぱりフラメンコ習わせたいな」
息子たちの考えも無視して勝手に考えている。
「ちっちゃいのが、目の前よちよち歩くんだよ。
可愛いだろうね」
「そりゃー可愛いだろう」
「ひさしくんなんて、もうメロメロだろうね」
「ま、そうなるかな…」
「お父さんが生きていたら、喜んだろうね。
Kの所と近いから毎日行ったりして」
「Kの嫁さんになるひとのことも考えなくてはな」
「お母さんは、『めんどうみてくれ』なんていわれたら
すぐ飛んでいくよ。ますます元気になっちゃうな」
それにしても私は、これからのことが少し心配だ。
なにしろ息子は彼女のご両親とまだ会っていない。
去年の秋、私は息子にメールを書いた。
彼女の親に会っておいたほうがいい、と。
返事は来なかった。
年末に家に来たとき、「どうなんだ」と訊くと、
「彼女がまだ会わせたくないようだ」なんてことをいっていた。
来週の土曜日、ご両親に会うとこの前メールが来た。
次の土曜日にうちに彼女を連れてくるという。
そして、2月の最後の土曜日、
彼女の親たちと私たちが会うという段取りになった。
緊張します。
貧しいこんな親でいいのか。
私としては、孫のことを考えるのはこれらがすんでからだ。
明日は、母の一回忌の法要でこれから茨城に行く。
忙しい2月になりそうだ。
まだ生まれてもいないのに…。
「可愛い女の子だったらどうしょう?」
「どうしょうったって、まだ実感わかないよ」
「私、ぜったい正座なんてさせないんだ。
脚のかっこが悪くなるから。
やっぱりフラメンコ習わせたいな」
息子たちの考えも無視して勝手に考えている。
「ちっちゃいのが、目の前よちよち歩くんだよ。
可愛いだろうね」
「そりゃー可愛いだろう」
「ひさしくんなんて、もうメロメロだろうね」
「ま、そうなるかな…」
「お父さんが生きていたら、喜んだろうね。
Kの所と近いから毎日行ったりして」
「Kの嫁さんになるひとのことも考えなくてはな」
「お母さんは、『めんどうみてくれ』なんていわれたら
すぐ飛んでいくよ。ますます元気になっちゃうな」
それにしても私は、これからのことが少し心配だ。
なにしろ息子は彼女のご両親とまだ会っていない。
去年の秋、私は息子にメールを書いた。
彼女の親に会っておいたほうがいい、と。
返事は来なかった。
年末に家に来たとき、「どうなんだ」と訊くと、
「彼女がまだ会わせたくないようだ」なんてことをいっていた。
来週の土曜日、ご両親に会うとこの前メールが来た。
次の土曜日にうちに彼女を連れてくるという。
そして、2月の最後の土曜日、
彼女の親たちと私たちが会うという段取りになった。
緊張します。
貧しいこんな親でいいのか。
私としては、孫のことを考えるのはこれらがすんでからだ。
明日は、母の一回忌の法要でこれから茨城に行く。
忙しい2月になりそうだ。