新聞紙が読みたい

2002年06月02日 | 暮らし

新聞の購読をやめて5ヶ月目になる。
毎朝、新聞が来ないのがさびしい。

読む時間もないのだが、
玄関のドアに刺さっている新聞を持ってきて、
ざっと見出しを読む。
新聞の間に挟まっているチラシを見るのも
豊かな気持ちになれた。

家に帰ってからもなかなか読めなくて、
結局週末にじっくり読むというのが、
私の新聞との付き合いだった。
休日の半日、
新聞を読む時間だったなんてことがよくあった。

先日、朝日新聞の勧誘の人が、
「そろそろまた取ってくれませんか」
といってきた。
私は腹が立った。
私だって新聞を取りたいのだ。
現在の私の収入では、
押さえるものを押さえないと、
暮らしていけない。
新聞が恋しくて恋しくてしかたのない人間が、
新聞を取れないのだ。

夕方、女房を東所沢のバイト先まで
車で送っていった。
東所沢駅はJR武蔵野線、新所沢駅は西武新宿線。
近いのだが、電車で行くとちょっと遠い。
女房を居酒屋で働かさせている私の気持ちは複雑だ。
彼女は、自分のやりたいことをやるために
お金を稼ぎたい。
本来なら私がそんなものまでも稼がなくてはいけない。
以前の会社にいたときは…。
そんなことをいつまでもいっていてもはじまらない。
その会社は今はない。

煙草もやめた。
楽家に行くのもやめにしよう。

コメント
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