私の病気は?

2001年05月30日 | 健康・病気

今日、防衛医大病院に行ってきた。
8時に着いた。
ここには12、3年前、
交通事故で救急車でかつぎ込まれたことがある。
息子が、小5のとき脱腸の手術で入院した。

それ以後来ていない。
20メートルはあるカウンターの前には
たくさんの長椅子があり、
朝早くから来たのだろう、
患者の人たちが大勢いた。
私は、カウンターの
一番端の新患受付のところに書類をおき、
外に出て煙草を吸い本を読んでいた。
ベンチの隣には朝からビーシュ(ビール系発泡酒)
を飲みながら煙草を吸っていた白人がいた。
車は途切れずやってくる。
人もひっきりなしに歩いている。
私は重い気持ちだった。

8時半、受付開始。
係りの人がどんどん番号や、名前を呼んでいく。
私の名前も呼ばれた。
保険証と紹介状を渡す。
2度目に呼ばれて書類を渡され、
2階の泌尿器科に行く。
そのフロアにはいくつもの科があった。
そこにもたくさんの人、人、人。
泌尿器科の隣は精神科だった。
精神科にも30人ちかくの人がいた。
私はこっちにも来たい心境だった。

今日は、考えていたので採尿はうまくいった。
「レントゲン写真持ってきた?」
と訊かれた。持ってきていない。
それで撮ることになった。
病院内には、点滴の台を引きずって病人が大勢歩いていた。

結局診察を受けたのが10時頃になった。
私の下腹部が写った写真が貼りだしてある。
そして、医師がいうには、
「これは結石ではない。あなたの歳では石ができるのも
 膀胱炎になるのも少ない。女性は多いが」
「石ではないんですか、これ」
私はレントゲンに写った石みたいなものを指さした。
「尿に血液は混じっているから、
 腎臓か膀胱、それか前立腺の炎症だろうね。
 ガンの可能性もある。
 来週精密検査をしましょう」
といわれた。
ベットに寝るようにいわれ、
下穿きを脱ぎ、膝を曲げてかかえた。
医師は有無をいわさず、
私の肛門に指を挿入した。
「ここ痛い? ここは?」
どっちも痛かった。
「痛いってことは、前立腺が炎症してますね」
私の診察は終わった。

私は複雑な想いだった。
結石のほうがよかったかも知れない。
ガンの可能性?
ま、来週には結論が出る。
なるようにしかならない。
長い2日間でした。

コメント
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