10月2日夜11時からやってた、BSドキュメンタリーというテレビ番組
のタイトルです。
ある日ニューヨークに、147組の双子が集まった。その人たちにインタビ
ューするが、みんな双子に生まれたことに感謝し、誇りに思っていると答えた。
3組の双子を紹介した。
1組目は、母親が17歳で妊娠し、まだ未婚だったので、女の子の双子はそ
れぞれ別々の家庭に養女に出された。30過ぎた頃、自分に双子の姉妹がいる
と知らされ、二人は感動的な出会いをする。
互いの化粧箱を見せ合うと、同じブランドの化粧品があり、色も同じものが
多かった。持ってきたプレゼントの中を開けると同じ店で買った同じものだっ
た。そのものに書いてあった言葉が、二人の気を引いたらしい。
現在、二人は一緒に暮らしている。もう離れられない、という。
2組目は男性の双子だ。
双子を撮り続けているカメラマンの被写体になっている双子で、20代の青
年だった。その一人が、交通事故で死んだ。
悲しい双子のドキュメンタリーだった。
3組目、10代のはじめ、ある朝一人が自転車で出かけたとき、猛スピード
で反対車線から突っ込んできた車に跳ねられ、下半身不随になった。現在は車
椅子でのマラソンの選手(短距離だったかな?)でかなりの選手になっている。
もう一人は障害者の兄弟の影響で、医者になった。
二人に、「あの朝の事故をどう思う?」と訊くと、「今の二人があるのは、
あの事故があったからだ。恨んではいない」というようなことをいっていた。
いい番組でした。(10日も前に見たので、内容が少し違ってるかもしれな
い。でも、そんなには間違っていないと思う)
さて、我が家のツゥインズは、双子に生まれたことをどう思っているのだろ
う。ちょっと今訊くのははばかられる。
うちでは二人を兄、弟の区別はつけていません。Uが、この世に3分間早く
生まれたので戸籍上、兄となってますが、そんなこと、どうでもいいです。
二人も互いに「U」「K」と呼びあっている。どうして世間の人は、双子を
見ると必ず「どっちがお兄ちゃんですか?」なんてアホなこと訊いてくるんだ
ろう。いつも笑顔で答えているが、心では怒ってます。
双子って単純に遺伝ともいえないのですね。わが家では、うちの息子たちか
ら遺伝が始まるのでしょうかね。
女房が妊娠してる頃、お腹の子に話しかけるとき、「ニコチン」と呼びかけ
ていた。2子に愛称のチンをつけていたのです。煙草のニコチンではありませ
ん。