2011年 日本作品 95分 東宝配給
STAFF
監督:宮崎吾朗
脚本:宮崎駿 丹羽圭子
CAST【声の出演】
長澤まさみ 岡田准一 武下景子 石田ゆり子 風吹ジュン 内藤剛志 香川照之 大森南朋
上を向いて歩こう。
■Story
1963年、横浜。
港の見える丘に建つ古い洋館“コクリコ荘”。
ここに暮らす16歳の少女、松崎海は、大学教授の母に代わってこの下宿屋を切り盛りするしっかり者。
あわただしい朝でも、船乗りの父に教わった信号旗(安全な航行を祈る)をあげることは欠かさない。
そんな海が通う高校では、歴史ある文化部部室の建物、通称“カルチェラタン”の取り壊しを巡って学生たちによる反対運動が起こっていた。
ひょんなことから彼らの騒動に巻き込まれた海は、反対メンバーの一人、風間俊と出会い、2人は次第に惹かれ合っていくのだが…。
(allcinemaより)
■Review
スタジオジブリでも鑑賞が苦痛だなんてありえるんですね…。長い95分でした…_| ̄|○
脚本が宮崎駿だから、監督が「ゲド戦記」(観てないけど)が悪評高い宮崎五朗でも面白いかなぁ~と思ったんだけどなぁ~。
そもそも、テーマがダメだったのかな。
ぜんっぜん興味が持てなかったんです。カルチェラタン存続危機の問題も、主人公たちの恋愛模様も。
彼氏(?)の風間俊が、海に自分たちは兄妹かもしれないと打ち明けるシーンで「ほんと、安っぽいメロドラマだよ」と自嘲気味に言うのですが、「ほんと、安っぽいメロドラマやねぇ~┐(´-`)┌ 」と、こちらまで苦笑。
唯一興味深かったのは、昭和の香りただよう「画」の力かな。
昭和の雰囲気って、私好きなんです。
あの素朴な感じがたまらない。
主人公達が二人乗りの自転車で疾走する町並みや、カルチェラタンの手作り満載感、海の「しっかり生活してるなぁ」と思える生活感。
そんな他愛も無いシーンばかり愉しんでました。
声優陣のキャスティング観ると、このメンバーで何か実写の作品を観たいわ。
内藤剛志、香川照之、大森南朋の親父三方(失礼)なんて、すごく見応えありそうじゃない?
長澤まさみちゃんの声って素敵なんだなぁ~と、今作で気付きました。