2008年 日本作品 93分 ザナドゥー配給
STAFF
監督・脚本:中村義洋
原作:長嶋有『ジャージの二人』(集英社刊)
CAST
堺雅人 鮎川誠 水野美紀 田中あさみ ダンカン 大楠道代
ワケあり父子(おやこ)の、何もしない夏休み。
■Story
暑い夏のある日、会社を辞めたばかりの32歳の息子は、グラビアカメラマンの父に誘われ、北軽井沢の山荘へと避暑に向かう。
そして山荘に着くや、古着のジャージに身を包んだ二人。
息子は妻に浮気をされているらしく、一方の父親も三度目となる結婚生活にまたもや危機が訪れていた。
そんな悩み多き日常から逃げるべく、こののどかな山荘で、のんびりしたスローライフを満喫してリフレッシュをと決め込む二人だったが…。
(allcinemaより)
■Review
なんかこう、、、ゆるいよねぇ…。
なんかこう、、、他人のなんてことない夏休みをただ覗いたような気がするよね…。
なんかこう、、、つまらなかった…。(-∀-`; )
劇的な展開が何もなく、ただただ日常を描くというのは、他の作品にもよく観られるストーリーだし別にいい。
でも、そういう作品こそ、脚本力、演技力、編集力、すべてにおいて求められるハードルが上がると思うのです。
それをクリアしてなかったように思う。
クリアしてないと、「なんのために映画にしたの?」という根本的な問題に行き着いてしまう。
唯一私がこの作品から読み取ったのは、
「ジャージになると、ダラダラしちゃうよねぇ~」
ということでしょうか…(^^;)
一番気になったのは、お父さん役の鮎川誠の声がくぐもっていてよく聞こえないこと。
それが「味」なのかもしれないけど、セリフが聞き取れないというのは致命的。
個人的に好きな俳優、堺雅人が出ているということで、何とか最後まで観られました。
あと、別荘を囲んでいる森に癒されたかな。
ほんと、他人のなんてことない夏休みを覗いてしまっただけのような気がする…。
ランキングに参加しています。
少しでも共感していただけましたら、ポチっとお願いします♪