pure's movie review

鑑賞した映画の感想です。

アラフォー女子のベイビー・プラン

2012-07-08 01:55:15 | アメリカ映画(あ行)



2010年 アメリカ作品 102分 劇場未公開作品
原題:THE SWITCH
STAFF
監督:ジョシュ・ゴードン
脚本:アラン・ローブ
CAST
ジェニファー・アニストン ジェイソン・ベイトマン トーマス・ロビンソン ジェフ・ゴールドブラム

■Story

ニューヨークで働くウォーリーは長年の親友キャシーが人工授精で子供を産むと聞き、ショックを受ける。
キャシーの人工授精を控えたある日、パーティーで酔っ払ったウォーリーは、トイレでドナーの精液サンプルをこぼしてしまい、急場しのぎで自分の精液とすり替えてしまう。
それから7年後、ニューヨークに帰ってきたキャシーに再会したウォーリーは、彼女の子供が自分の子供だと確信する…。
映画.comより)

■Review

最近お行儀よく、「古き良き作品」ばかり観ていたので、頭カラッポにして観れる映画が久々に観たいなぁ~と思い、選出。
(いつもカラッポじゃんとか言わないで~ ヾ(@°▽°@)ノあははのは~)

それがですよ、これ、なかなかいい映画なんです。なんでこれ劇場未公開なの!?
おバカムービーっぽい邦題がめちゃくちゃ損!
アラフォーで出産という、現代的な単語を並べりゃ~いいってもんじゃないでしょ!(-ε-)

そもそも、こんな邦題ですが、主人公は女性のキャシーではありません。男性のウォーリーです。
神経質なウォーリーと真逆のタイプの男性として、体育会系で前向きなローランドが出てきます。
ふつー、ローランドのような男性の方が理想でしょう。色々と楽しませてくれるし、とにかく明るい。
でもね、ウォーリーと共通点の多い私からしてみれば、彼はまぶしすぎる!暑苦しい!!調子のいいヤツ!!!
ってなわけで、完全にウォーリーの目線になってしまいました(^^;)
そしてウォーリージュニアことセバスチャンが、また彼にそっくりで…。
悪く言えばマセガキなんだけど、その子役が可愛いことも手伝って、子供の容姿と冷めた発言のちぐはぐ感が微笑ましい。
ただ、食事の時に唸るという悪癖までDNAに埋め込まれているのか?という疑問はあるんですが。笑

セバスチャンの、写真立てを集める(しかも肝心なのは、買ったときについてくるサンプル写真)という奇妙な収集癖もうまく生きている設定だと思います。
私も思ったことあるもん。自分の写真いれずに、このサンプル写真でいいなって。
サンプル写真って、ファミリーの写真とかが多いんだよね。幸せの象徴みたいな写真。
そんな写真に憧れるセバスチャンが、なんだかいじらしい。
そしてその写真立てがエンディングにも生きてくるわけで、、、。

あー!もう!やっぱりこれはDVDスルーはもったいない!邦題が台無し!!

でも、発掘した喜びはあるよね。笑

それにしても、やっぱりジェニファーはカワイイなぁ(*´ェ`*)ポッ


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