2000年 アメリカ作品 155分 UIP配給
原題:GLADIATOR
STAFF
監督:リドリー・スコット
脚本:デヴィッド・フランゾーニ ジョン・ローガン ウィリアム・ニコルソン
CAST
ラッセル・クロウ ホアキン・フェニックス コニー・ニールセン リチャード・ハリス
■Story
西暦180年。ローマ帝国の治世。
歴戦の勇士として名声を馳せる将軍マキシマスは、遠征先のゲルマニアの地で、時の皇帝マルクス・アウレリウスから次期皇帝の座を託したいと要請を受ける。
だが、これを知った野心家の皇帝の息子コモドゥスは、老父をひそかに殺して自ら後継者を宣言、マキシマスは処刑を命じられた。
処刑者の手を逃れたマキシマスだが、故郷に帰り着くと愛する妻と息子は惨殺されていた。
絶望と極度の疲労の末に倒れた彼は、気づけば奴隷商人に捕らわれの身に。
(goo映画より)
■Review
イタリアが舞台の映画を探しています。
「ローマの休日」のようなキレイな映画もいいけど、コロッセオも行く予定なので、こういう一面も観ておこうヽ( ゜∀゜)ノワチョチョチョォォィ♪
なんて気軽な気持ちで観たんだけど、、イタイ!イタイよぉ~この映画っ!。゜(゜´ω`゜)゜。
首がゴロッ、胴体真っ二つ、血しぶきどっしゃー!(?)
映像がとてもキレイで、血ですら鮮やかな赤なのでグロくはないんだけど、イタイ!
私のように偏った映画の鑑賞をしていると、有名なのに縁のない俳優が出てきてしまう。
ラッセル・クロウがそうなんだけど、観てみればいい味出す俳優さんですね!(今更かい)
強い勇士でありながら、家族を愛する優しい一面を持ったマキシマスがよく合っていた。「目」が優しいんだよね。
それに対してホアキン・フェニックスが憎たらしすぎる~~~~o(`Д´*)oフガー
彼も「目」が役と合っていて、イっちゃってます。
穏やかそうな目でありながら、冷徹さをも併せ持ってる「目」。それだけ彼も上手い俳優ということなんだけど、本当に憎たらしかった!!
※以下ネタバレ
だからラストは痛快。
マキシマスの死は、愛する奥さんや息子と会えたんだろうなという心穏やかなラストだし、コモドゥスは死体になっても誰からも見向きされず、コロッセオのど真ん中で放置です。ふんっ、ざまぁみろ…(´=ω=。)ボソッ...
ただ、アカデミー賞を受賞するほどの作品かなぁ~?とは少し思う。
結構よくある単純なストーリーじゃないですか。
ラッセル・クロウの主演男優賞は納得なんだけど、よかったのは俳優たちの演技であって、脚本や映像にそんな目新しさは正直感じられなかったです。
俳優たちといえば、リチャード・ハリスが良かった。「ハリー・ポッター」シリーズの初代ダンブルドア。
彼もすごく優しい目をしてるよね。惜しい俳優を亡くしてしまったものです…。
音楽が「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズと似てるなぁと思ったら同じ人でした。使いまわしかい。
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(スティーヴン・ジェイ・シュナイダー著/ネコ パブリッシング)
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