1995年 アメリカ作品 124分 東宝東和配給
原題:MURDER IN THE FIRST
STAFF
監督:マーク・ロッコ
脚本:ダン・ゴードン
CAST
クリスチャン・スレイター ケヴィン・ベーコン ゲイリー・オールドマン エンベス・デイヴィッツ
【ネタバレ注意】
「プリズン・ブレイク」と「ショーシャンクの空に」を思い出した、だなんて安直な感想ですいません…。
更に付け加えるならば、ゲイリー・オールドマンということで「レオン」も…。あぁ、これが自称でも「映画ファン」の感想かよっ。
でも連想させられたのはこの3作。
ヘンリーの最期も「ショーシャンクの空に」での仮釈放の時に自殺してしまった老人を思い出させられる。
念願の物を目の前にすると、人間怖くなるものなのかもしれない。そこまで切望したものが今までにないから実感は湧かないけど、分かるような気がする。
見所は、12キロの減量をして挑んだケヴィン・ベーコンの渾身の演技、ゲイリー・オールドマンの怪演、とあるんだけど、
ケヴィン・ベーコンって元々かなり痩せてるしねぇ。ゲイリーはもっともお得意とする分野だし。
というわけで、キャストよりもヘンリーの心境が一番興味深かった。もちろん実話を基にしている映画なので、ヘンリー本人の心境。
最後の証人喚問で被疑者本人が出るだなんて映画的過ぎでしょと思ったけど、これも実話なのかな?
久々に重厚な、心に残る強烈な作品に出会えました。
ただ一つ文句言いたいのは、作品ではなく字幕…。
1995年なんてそんなに前の作品じゃないのに、このDVDの字幕はひどい。
単語の途中で改行されるし、読みきれない内に次の字幕が表示されてしまう。
映画を観るときは毎回字幕で観てるため、字幕を読むスピードは人より早いと自負している自分なのですが、まったく追いつけませんでした…。
絶対に一秒四文字以上、常用漢字以外も乱用されてるかと。
これでも字幕翻訳かじったことあるんだゾ。フン!(笑)
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