かつてのひまな野球人の記

野球が好きだった医者が書きたいことを書き散らすブログ。今は保健センター教員をしつつ神経内科医と研究者もやっています。

骨髄と内頚静脈

2009年12月02日 21時05分13秒 | 医者仕事
今日は手技の機会が2つ。
前にも骨髄穿刺をやったがhypoでうまくできなかった人にもう一度やる機会があった。麻酔をかけて、穿刺用の針でやってみたが今回も上手く引けなかった。うまくやるにはいまひとつのようである。
一方の内頚静脈カテーテル挿入はわりとうまくいった。エコーで見て、麻酔をかけつつ試験穿刺し、次いで本穿刺。あとはガイドワイヤーを入れて、ダイレーターを入れた後でカテーテルを通して、というのが一連の流れだが、準備が甘かったことが最大の問題。手際の良さには入念な準備が欠かせない。
明日はこのカテーテルからメルファランを大量投与。その後は強力な骨髄抑制がかかって、週明けに幹細胞の輸注という流れである。

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