写真は、戸建の内覧会で撮りました。撮った場所はバスルームの天井の点検口を開けて、断熱材の状態を写しました。断熱材の仕様は、厚さ100㎜のグラスウールマットとなっています。ここを写した理由は、断熱材の置き方が悪いからです。断熱材は隙間があっては性能を発揮することはできません。考え方は、布団と同じで、隙間がない様に人を覆ってくれなければ、熱はそこから逃げていってしまいます。
写真では、天井裏から、電気のケーブルが来ており、そのケーブルの重みで、断熱材が垂れ下がってきてしまっています。これでは、断熱材の意味を為しません。このような場合には、断熱材の隙間がなるべく少なくなるように、ケーブルを束ねて、支障のない位置から下に持ってくるようにしないとなりません。
戸建の内覧会に行きましたら、是非、お風呂の天井にある点検口を開けて、中を見てみて下さい。その際は、高さ1mほどの脚立と懐中電灯が必要となります。(17)
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