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桜の季節、別れも、出会いも…

2012年04月03日 21時45分56秒 | 人生千夜一夜

月になりました。今年は冬の寒さで桜の開花も遅れています。3月は別れ、4月は出会い、まさに冬が去って春が来る、人生のページが閉じられ、開かれます。この人生のページを彩るものに桜の花があります。桜、さくら、サクラ、つぼみの大きさから始まり、一分咲き、二分咲き、そして満開、最後は散る時まで、人々はその花の下に集い、古の時代からお酒を片手に人生の喜怒哀楽を語り継いできました。近くの中学校の校門にある桜の木も、枝の先の方は咲き出し、蕾も大きな桃色の真珠のようです。この風景を見ながらふとこんな話を思い出しました。
もう数年前の新聞記事です。記事は、「JR快速の臨時停車、乗り間違えた受験生救う」というものです。内容は、「女子中学生が高校受験のため、快速電車に乗った。でも、快速電車は、女子中学生が降りるべき駅には止まらない。そして、それを知った中学生は不安で泣き出しそうであった。事情を聞いた周囲の乗客らが、満員の電車内を縫うようにして、中学生を最後部車両まで連れて行った。申し出を受けた車掌はJR千葉支社に連絡、JR千葉支社は、“若者の将来がかかっているのだから”、と臨時停車を決めた。中学生は途中駅からすぐに目的駅に向かった。そして夕方、中学生の親から“おかげさまで娘も何とか試験開始に間に合いました”とその臨時停車した駅にお礼の電話があった」このようなものでした。
この記事を読んだ時、感動しました。その日満員電車に乗っていた人達、快速電車の車掌、そしてJR千葉支社の職員が電車の遅れも気にせず、この少女一人の将来のために一致団結したのです。長く辛かった受験勉強に耐え、自分の人生を築くために必死に生きようとする一人の中学三年生を皆で救ったわけです。東日本大震災からの復興も含め、まだまだどうしてこの日本も捨てたものではありません。この中学生も、一生忘れ得ないであろう社会勉強を経て、初々しい制服に身を包まれ、春風に桜の花びらが舞う高校の門をくぐったことでしょう。新しく高校生なったこの子の瞳には未来への夢と希望が、明日にでも咲き出す桜の蕾、真珠のように輝き満ちていたことでしょう。


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