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地震保険に入った方が良いですか?

2015年03月26日 20時38分40秒 | 住まいのワンポイント

東日本大震災を契機として地震保険への加入を検討する人が増えたと思います。私のマンションでも管理組合として地震保険に加入しました。地震保険に加入すると、地震によって生じた損害は補償してくれるようなイメージがありますが、実際はそうでもありません。左の表は最近の新聞からで、地震保険の概要についてです。
地震保険は単独では入ることができず、火災保険とセットとなり、対象は住宅と家財です。地震保険として契約できる保険金額には上限があり、火災保険金額の30~50%の範囲で、かつ建物は5千万円、家財は1千万円までです。例えば、火災保険金額が2千万円なら、地震保険金額は600万~1千万円で契約出来ます。
保険金額は損害の程度によって支払われることになります。損害の程度は、「全損:地震保険金額の100%」、「半損:同50%]、「一部損:同5%」、この3区分に判定されます。判定は、住宅の損害の程度で、柱や梁、屋根など主要構造部の損傷状態で決められます。判定は損保会社の判定人が行うことになります。また、保険料は住宅がある都道府県と建物の構造で決まり、どの損保会社でも同額となります。但し、耐震等級や免震構造などによって10~50%の割引があります。
このように地震保険の損害の判定は専門性が高く一方的であるし、地震保険料は高いし、地震保険に入った方が良いのか?と悩みます。私は、建物の耐震性能、立地条件などにもよりますが、新築のマンションや一戸建ては、必ずしも地震保険に入る必要がないのでは、と思っています。


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