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マンションの屋根工事について

2016年03月23日 11時23分59秒 | マンションの修繕工事

私の住んでいるマンションで屋根の断熱層と防水層とを更新する工事を行いました。見積りには、3社を呼んで交渉しました。交渉の結果、選んだのは、昭石化工(株)の改質アスファルト防水のトーチ工法というものでした。一般的に、マンションの屋根防水を補修する場合には、既存の防水層の上に、更に防水層を張り足していく場合が多いです。万が一、工事中に雨が降った場合に漏水の危険性がないからです。しかしながら、この方法では、古くなった断熱層や防水層を新しくすることはできません。私のマンションでは、長期の使用並びに東日本大震災によって、防水層は部分的に破断し、その下にある断熱層が湿ってしまっています。これでは、断熱効果は半減します。
今回の工事は、既存の防水層と断熱層とを全て撤去し、屋根のコンクリート面を出します。その上に、防水層を1層張り、その上に厚さ50mmの断熱材を張り、その上に2層の防水層を張りました。この工法ですと、平成25年の住宅の省エネルギーき基準をクリアします。
防水的にも断熱的にも最上級と思います。ここで問題となるのが、工事中の雨ですが、雨降りの可能性がある時は工事はしない、また、工事が出来る日は、工事をすると決めてある区画については、仕上げの防水層まで張ってしまいます。ここまでしておけば、工事の次の日に雨が降っても、漏水の危険性はありません。既存の防水層と断熱層とを撤去する場合には、非常に良い工法と思います。金額的にも他の2社と比べ安かったです。(631)


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