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マンション内覧会、どうすれば?

2022年02月22日 20時32分23秒 | 内覧会の直前に読んで!

写真は内覧会に来たご夫婦で、ご主人が奥様に「お前、先に入れよ」と言って、奥様が、中を気にしながら、入ろうとしているところです。
さて、マンションの内覧会は、何をして、どれぐらい時間がかかるものなのでしょうか?内覧会の進め方は、不動産会社によって多少異なります。通常、内覧会では、受付で、売主から、予定の説明を受け、内覧シートをもらいます。この予定というのは、1.専有部(自分の家の中)のチェック 2.共用部(駐車場など)の説明、の2項目です。売主が、専有部のチェックは30分ぐらいでお願いします、なんて言う事もあります。1の専有部のチェックが30分で終われば、2は説明を受けるだけですので、全部で1時間もあれば終わってしまいます。

しかし、引渡し直前のマイホームの最終確認を30分で終える、というのも簡単過ぎます。どのくらいの時間をかければいいのか、部屋の大きさもあるし、気構えあるし、定まったものがあるわけではありません。しかし、室内の内装仕上げの状態、建具の状態や動き、お風呂やキッチン等の設備機器などをゆっくりと全て見て周ることは必須となります。こうなりますと30分では無理です。
出来れば2時間ぐらいは見てもらいたいと思います。長いローンで返却していく高額な資産です。その資産の最初で最後のチェックと思えば、ゆっくりと時間をかけて部屋の隅から隅まで見てみる、ことが必要となります。
業者が横に付いている場合には、自分のペースで観察することが出来ないので、少し自分達だけで見せて下さい、とお願いするのが良いでしょう。自分のペースで、ゆっくりと観察していくと、それまでに気が付かなかった不具合が見えてきます。そして、気になるところがあれば、何でも遠慮なく、指摘することです。世界に一つのあなたのマイホームですから。(88)


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内覧会での電気・水道・ガス代、誰が払う?

2022年02月21日 17時58分09秒 | 内覧会の直前に読んで!

マンションでも戸建でも、家の購入契約をして住むまでには、一連の流れがあります。流れのポイントとしては、購入契約→内覧会→引渡し→引っ越しとなっていきます。通常、内覧会の時点では、家は完成しています。ですので、電気や水道は勿論使用できます。それでは、内覧会で使った電気代や水道代は誰が負担することになるのでしょうか?
その答えは、売主の負担となります。内覧会の後に、家の引渡しとなります。ここで、家の鍵をもらうことになります。家の売買契約は、同時履行、つまり、家を引き渡されると同時にお金を払う、こうなります。パン屋さんでパンを買うのと同じで、パンをもらう、お金を払う、ということです。家の場合には、金額が大きいし銀行の手続きもありますが、同時履行が原則です。
そうなりますと、引渡しの時に、家の所有権も買主に移ります。そして、所有権と同時に、家の管理の責任も買主に移ります。引渡しとは売主から買主へとカギが引き渡されることを意味します。買主が、引き渡されたカギを使い始めた時に、今まで、売主が使っていた工事用のカギは使用できなくなります。
部屋に入れるカギは1種類だけでなくては困ります。これ以降は、このカギだけしかドアを開けることが出来なくなりますので、管理の責任も買主に移ります。結果、電気代、水道代、ガス代、これらの費用全てが買主の負担になります。これらの負担を明確にするために、引渡しの時には、それぞれのメーターの数値を確認しなければなりません。(17)


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新築内覧会はマイペースで!

2022年02月08日 23時17分01秒 | 内覧会の直前に読んで!
内覧会の進め方は売主によって多少変わります。概ね、受付をした後、玄関ロビー周辺のインターフォン、メールボックス、宅配ボックスなどの説明から始まっていきます。説明が終わると、自分の部屋に行って、チェックを行います。大きく分けて、次の2通りのパターンがあります。
➀内覧シートの書き込み方をアドバイスされ、30分ほどを目安にと言われ、自分達だけで部屋を見て、不具合を書き込み、受付で内容を確認(H工務店など)
➁業者が部屋まで案内し、部屋の中を説明をし、その後、一緒に部屋を回り、汚れなどの不具合があれば売主に言って、内覧シートは売主が書き込む(最も多い)
以上の進め方が一般的ですが、それぞれ、内覧会としては、不十分と思います。➀の方法は、30分位では何も分からない、また買主が内覧シートに書き込むのはおかしい、そして➁の方法は、業者と一緒に部屋を回っても、落ち着いて見れない、こういう点です。
それでは、どうすれば良いのでしょう?私の答えは、30分などという時間を気にせず、時間をかけて思う存分見ることだと思います。また、売主がそこにいる場合は、「ゆっくりと、私達で見たいので、2時間後に戻って来てくれませんか」と言ってみるのが良いでしょう。誰かがそばに居れば、集中力も散漫になりがちです。
自分達のペースで、最低でも2時間、部屋の中をグルグルと住み始めた気持ちになって、見て、使ってみる、こうすることをお勧めします。そして、気になるところには付箋を貼っておき、売主が戻ってきたら、付箋を付けたところを売主と相談しながら、売主に内覧シートに書き込んでもらうのが良いでしょう。補修をするのは売主ですし、内覧シートは、プロにはプロの書き方があります。


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ルーフバルコニー、歩きやすいですか?

2022年02月03日 21時41分05秒 | ベランダ・テラス編
写真はマンションの内覧会で撮りました。ここはルーフバルコニー付きの部屋です。ご覧頂きたいのは、ベランダからルーフバルコニーへ出る2段のステップです。最初は1段しかなくて、内覧会の時に、「1段だけではパラペットをまたぐのは大変だ」と指摘したら2段付けてくれるようになりました。パラペットとは、屋根の周りの1段高くなっている部分です。屋根の防水層を立ち上げているので、屋根の床からパラペット上部までの高さは50㎝ほどになります。
ルーフバルコニー付きの部屋では、ベランダから出て、パラペットをまたぐことになります。パラペットの高さは、一般に40~50㎝程あるので、ステップがないと、またぐのが大変です。ルーフバルコニーの使用料も売値にはちゃんと入っていますので、便利なように作られていなくてはなりません。ルーフーバルコニー付きの部屋を購入した場合には、内覧会で、ベランダからルーフバルコニーへの歩きやすさも確認して下さい。(15)

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100%買主の味方です。今までに2000戸以上のマンションや一戸建ての内覧会の全てに、私自身が立ち会ってきました。この経験に基づいて、内覧会では、あなたのマイホームを丸一日掛けて、隅から隅まで、低料金で丁寧に検査します。買主側の建築士として、損をしない、悔いを残さない、買主に安心を!これが私の信条です。お住まいになってからでも、不具合や不明な点が出ましたら、いつまでも無料でご相談に応じます。 新築・中古のマンションや一戸建ての購入、内覧会の立会い、お住まいの悩み、リフォーム工事、マンションの大規模修繕や管理費削減など、お住まいに関するご相談をお待ちしています。お問い合わせは、お電話:090-7811-4865、もしくはメール:tykyb@agate.plala.or.jpでお願い致します。