内覧会同行サービスは低価格のプロチェック一級建築士事務所へ。一戸建て・マンション、新築・中古、丁寧に検査。家の品質向上を

100%買主の味方!新築・中古の内覧会に低価格で丸一日立会い同行検査。売主と直接交渉。内覧会で安心を!

この防振ゴム、スグレモノです!

2022年12月26日 21時25分39秒 | ベランダ・テラス編

写真はマンションの内覧会で撮りました。バルコニーに置いてある給湯器の室外機です。このマンションはオール電化ですので、エアコンの室外機と同じようなものが給湯機用の室外機として設置されます。
ここでご覧頂きたいのは、室外機の下の矢印部分です。右側には2枚、左側には1枚の防振ゴムが敷かれています。ここはバルコニーで、雨水を流すため床に傾斜がありますので、室外機を水平にするために、室外機の右側には2枚、左側には1枚、それぞれ、防振ゴムが敷かれているわけです。
この防振ゴムは厚さが10mmなのですが、在ると無いとでは、大違いです。室外機には、高速で回転するファンが中に入っていますので、回転すればやはり振動が出ます。振動が出れば、外に置いてあっても、床を伝わって部屋内にも入ってきます。オール電化の場合には、夜間にお湯を作りますので、昼間には気にならない音でも、夜間になると気になる場合もあります。
内覧会に行きましたら、このような室外機の下も見て、防振ゴムが設置されているかも見て下さい。防振ゴムがない場合には、ホームセンターで購入し、適当な大きさに切って、自分で設置することも出来ます。(27)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

水道はあるけど、シンクがない?

2022年12月21日 21時37分05秒 | マイホーム購入時に

写真は、マンションの内覧会で、バルコニーの水道を撮りました。これを見て、アレ?と思われるでしょう。そうです、この水道は、水栓はあるけど、水を受けるシンクがありません。この状態では、水を使うには不便です。バルコニーシンクを設置するのを忘れているのでしょうか?
実は、これは、シンクを付けるのを忘れたわけではなく、付けてないのです。マンションからの排水は、汚水(トイレ排水)、雑排水(台所、浴室等)及び雨水の3種類に分けられます。汚水と雑排水とは排水処理が必要となり、
雨水は処理が不要なので別系統になります。ですので、ここの水道は排水処理されませんので、バルコニーの清掃や植木の水やり程度になります。洗剤を使ってお皿を洗うこと等はできません。シンクが付いている場合には、排水管も設置されていて雑排水として処理されるようになっています。バルコニーに水道がある部屋を購入する際には、シンクがあるかないかも確認して下さい。(82)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

内覧会にカーテン屋さんも呼ぼうかな?

2022年12月14日 21時48分53秒 | 内覧会への準備

内覧会にカーテンやリフォームの業者も呼んでしまおう、と思われる方はいます。特に、今住んでいる所から離れた場所にマイホームを購入した場合など、内覧会に行くついでに一緒に済ましてしまえば都合が良いと考えがちです。でも、私は、内覧会の日は、家の出来具合を確認することだけに集中した方が良い、と思っています。なぜなら、内覧会とは、売主が買主に対し、「お部屋が完成したので、出来具合を確認して下さい」と言う大事な日で、この日しかありません。
また、部屋に合ったカーテン、シェード、ブラインド、これらを選ぶのも単純ではありません。窓の巾と高さ、窓の種類、壁や天井の色、部屋と外の様子、陽射しの具合、これらを総合的に考えねばなりません。多くの選択肢の中から決めることになります。また、カーテンなどを一度決めると、長い間使い続けますし、部屋の印象もカーテンに影響されます。
こんなことを考えますと、内覧会の日は、先ず、部屋の出来具合の確認に集中して、その後、カーテンやリフォームについて、部屋や外の様子を見ておいて、後日、業者を呼ぶようにしたらいかがと思います。内覧会の日は、しなければならないことも多いし、立ちっ放しですから、結構疲れるものです。内覧会が終われば、通常、別の日に再内覧会が設定されます。その日までに、部屋の状況に合ったカーテンの種類をじっくりと考えて、業者を呼んでトコトン最良のものを選ぶ、こうする方が良いと思います。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

下から水がポタポタと・・・

2022年12月13日 17時46分42秒 | ベランダ・テラス編

写真は、マンションの内覧会でバルコニーに設置されているエコキュートの室外機の下を撮ったものです。赤い矢印部分をご覧になって頂きますと、排水口のホースの継ぎ目に水滴が付いているのが見えます。これは継ぎ目の処理が不十分なので漏水しているわけです。エコキュートは大気の熱を吸収してお湯を作ります。エコキュートの中に冷媒を入れておき、それを大気に接しさせ、熱交換させるものです。
冷媒は、大気と接し熱を吸収、その熱を水に伝えお湯にして、また、冷たくなって戻ってきます。室外機の中では、このような熱交換がされていますので、大気の温度よりも冷たくなっている部分もあります。大気の温度よりも冷たいので、その部分で結露が生じてしまいます。そうして出来た結露水を逃がす為に、室外機の下には写真のような排水パイプが付いているわけです。この排水パイプの継ぎ目がちゃんと施工されていないので、継ぎ目から結露水がポタポタと落ち、バルコニーの床に流れ出してしまっています。(床の少し黒い部分)排水パイプが本来の役目を果たせないのです。内覧会に行きましたら、エコキュートやエアコンが設置されている場合には、スイッチをONにして、室外機の下も覗いて、このようなことが起きていないかもチェックして下さい。(981)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

洗面台の扉を開けてみると・・・

2022年12月12日 17時28分11秒 | 洗面所編

写真はマンションの内覧会で撮りました。写したところは洗面台の下の扉を開けて、排水管の一部です。排水管の表面をよくご覧頂くと、白い矢印の先に、黒い線状のキズが入っているのがわかります。
これでは、排水が漏れ出して来ることもあります。普段は、ほとんど見ないところなので、いつの間にか、漏水していたということも起きるでしょう。内覧会行きましたら、洗面台やキッチンのシンク下の扉も開けて、給水管、給湯管、排水管の状態も見て下さい。また、水も出してみて、漏水の有無なども確認した方が良いでしょう。(21)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

この木、どうにかして!

2022年12月10日 22時14分00秒 | マンション共用部編

写真はマンションの内覧会で撮りました。ここは2階の部屋で、リビングの窓を開けて、ベランダから見える景色を写したものです。ここで気になるのは、何と言っても、大きな植栽です。この部屋は南向きなのですが、これでは、折角の太陽の光が半減してしまっています。この部屋の買主も、「この木をどうにかして欲しい!」とため息混じりに言ってました。植栽は成長していきますし、この木は常緑樹ですから、太陽が欲しい冬でも、こうして影を作ってしまいます。また、防犯上も不安となります。
マンションの購入時に、モデルルームやパンフレットからでは、このような状況を予想することは困難です。ですので、内覧会の時点で気が付いて、売主に言うしかありません。一度植えてしまった植栽を変更することは簡単ではありませんが、不都合を訴えてどうにかしてもらう以外に方法はないでしょう。住民が住み始めて、管理組合が結成されますと、ますます、植栽の変更は難しくなります。写真の例では、強く主張した結果、売主側で検討しますと回答をもらいました。(62)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

上と下、同時に触れないと・・・

2022年12月07日 16時32分35秒 | 建 具 編

写真はマンションの確認会で撮りました。確認会とは、内覧会での不具合の指摘により売主側が補修を行い、その補修の完成状態の確認をするものです。ここでご覧になって頂きたいのは、白い矢印で示した所です。これはリビングの窓の上部の隅の部分です。ここには戸当たりと言って、窓を開いた際に、カギがサッシ枠に当たらないようにするものが設置されています。
戸当たりは、サッシ枠の上だけでなく、下にも取り付けられています。窓を開けた際には、窓枠が上下同時に接するのが理想です。上か下か、どちらかしか当たっていないと、
最近の窓はペアガラスで重いので、長年、使っているとこの戸当たりも劣化してきて破損することがあります。内覧会では、窓を開けた際に、下の戸当たりには接するのですが、上の戸当たりには2㎜程の隙間が出来てしまっていました。
2㎜ですが、窓のサッシを、上下の戸当たりに同時に当てる、これは結構難しいことです。戸当たりを優先すると、カギが閉めにくくなる、こういうことが起きるからです。そこで、写真のように、厚さ2㎜程の薄いゴムを貼ってもらい隙間をなくしたわけです。こうして、窓を開けた際には、窓が上下の戸当たりに同時に当たるようになりました。このゴムは何でも良く、ホームセンターで売っているなみだ目というクッションでも良いです。(7324)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

すき間は埋めた方が・・・

2022年12月05日 22時08分39秒 | 一戸建て限定 屋外編

写真は一戸建ての内覧会で撮りました。写したところは玄関前のタイル部分です。ご覧頂きたいのは、玄関のタイル部分の端とブロック塀の隙間で、白い矢印で示したところです。この部分は構造的に異なるので、縁を切らないと地震や熱の影響によりお互いに損傷を与えてしまいます。
ここで良いな、と思ったのは、この隙間にエラスタイトという弾力性のある目地材を入れ込んであることです。タイルとブロック塀の隙間は15㎜ほどあります。この目地材を入れなければ、隙間が出来てしまうことになります。その隙間にカギやお金が落ち込んでしまうと、取り出すのが厄介になりますし、ゴミが入れば掃除も困難です。
一戸建ての内覧会では、このような点も確認してみて下さい。もし、ここに隙間が出来ている場合には、売主に言って、何かで塞ぐように言って下さい。(511)


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プロチェックのご案内とお問い合わせ

100%買主の味方です。今までに2000戸以上のマンションや一戸建ての内覧会の全てに、私自身が立ち会ってきました。この経験に基づいて、内覧会では、あなたのマイホームを丸一日掛けて、隅から隅まで、低料金で丁寧に検査します。買主側の建築士として、損をしない、悔いを残さない、買主に安心を!これが私の信条です。お住まいになってからでも、不具合や不明な点が出ましたら、いつまでも無料でご相談に応じます。 新築・中古のマンションや一戸建ての購入、内覧会の立会い、お住まいの悩み、リフォーム工事、マンションの大規模修繕や管理費削減など、お住まいに関するご相談をお待ちしています。お問い合わせは、お電話:090-7811-4865、もしくはメール:tykyb@agate.plala.or.jpでお願い致します。