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懐中電灯で見て、触れて・・・

2020年07月31日 20時04分15秒 | 洗面所編

写真は戸建ての内覧会で撮ったものです。写した場所は洗面台の下の扉を開けて、中にある排水管の部分です。ご覧になって頂きたいのは、赤い矢印で示したところです。ここに水滴が付いています。水滴が付いているのは、排水管から水が漏っているからです。
内覧会では、洗面台の水栓からも水をしばらく出して、漏水の有無を調べます。稀ですが、写真のように排水管などから漏水してしまうことはあります。この漏水の原因は、矢印上部の排水管のジョイント部分の締め付けが不十分だったからです。
マンションや戸建ての内覧会に行きましたら、水道のあるところは全て水を出してみて下さい。水をしばらく出してみて、下の排水管や給水管の表面を懐中電灯の光を当てて、良く見て、手で触れてみて下さい。漏水が起き易いのは、管のジョイント部分ですので、そこを中心に観察して下さい。(3928)


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プリーツ網戸、やさしく扱って!

2020年07月30日 23時08分23秒 | 建 具 編

写真は、プリーツ網戸を閉めてみたところです。網戸の種類には、一般的なフラット型、プリーツ型、そしてロール型があります。プリーツ網戸とは、アコーディオン網戸とも呼ばれ、収納できる網戸です。フラット型は丈夫で長持ちなのですが、しまい込むことが出来ないので、汚れやすいし、窓が暗くなって煩わしい面もあります。プリーツ型、ロール型は、しまい込めるので、使わない時は窓面がスッキリします。
内覧会では、プリーツ網戸も開けたり、閉めたりしてみて下さい。プリーツ網戸はマグネットで閉めています。この写真では、網戸を閉めた時に、上のマグネットの効きが弱く、しっかりと閉まりませんでした。しっかりと閉まるように指摘しました。
プリーツ型、ロール型のタイプの網戸はコンパクトで見栄えは良いのですが、難点は、その耐久性です。このようなタイプの網戸は、伸ばしたり、縮ませたり、頻繁にします。従いまして、フラット型に比べ、長期間の使用に問題が出て来やすいです。問題が出たら、丸ごと交換になるケースが多いです。その際は費用もかかります。それでは、どうすれば良いのでしょう?単純な解決策ですが、丁寧に扱う、これしかありません。開け閉め、掃除の祭は、この網戸は弱いもんだ、と思いながら優しく使って頂くことです。(92)


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バスタブにも入って、よく見て・・・

2020年07月29日 21時14分18秒 | バスルーム編

写真はマンションの内覧会で撮りました。写しているのはバスタブです。ご覧頂きたいのは、紅いテープが貼ってあるところで、キズが2箇所あります。何かを落としたのか、ぶつけたのか、小さなキズですが、表面の仕上げがはがれています。このようなキズを見つけたら、不具合として指摘すべきです。
バスタブの表面の塗装がはがれてはまずいです。このような不具合は住んでしまってから気が付いても、売主の責任か、買主の責任か、責任の所在が不明確になりやすいものです。ですので、まだ、誰も住んでいない状態で指摘をした方が、売主の管理下にあるわけですから、不具合として指摘がし易いです。
内覧会に行きましたら、バスタブにも入って、表面の状態も良く観察して下さい。そこでキズなどを発見しましたら、売主に不具合として指摘すると共に、補修で直すのか、交換するのか、どのように補修するのかも聞いておくと良いでしょう。
バスルームの壁のパネルも同様です。バスタブや壁パネルにキズが入っているケースはあります。お湯をためたり、シャワーを使ったり、相手はお湯や水ですから、このような不具合は、漏水の原因になりますので、しっかりと直してもらわねばなりません。(611)


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バスタオルも干せます!

2020年07月27日 22時06分49秒 | オプションあれこれ

写真は一戸建ての内覧会で撮りました。写したところは洗面所にある洗濯機置き場の上部に設置した壁付けのラックです。このラックはオプションで付けました。ラックの下は洗濯機置き場になっています。
ここで良いなと思ったのは、スライド式のハンガーパイプです。ハンガーとして使う時は、前に引き出せば、洗濯物はいくつか干せます。また、壁の向こうはバスルームになっていますので、使用したバスタオルなども掛けられます。(7218)


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全てが光輝いて欲しい!

2020年07月21日 21時39分41秒 | 洗面所編

写真はマンションの内覧会で撮りました。ここで、指の先で示しているのは、洗面所の三面鏡の上下に付いているアルミ製の下枠の部分です。三面鏡の上下には、鏡を押さえるため、幅1㎝程のシルバーアルミの枠が取り付けてあります。写真では分かりにくいのですが、下枠の部分が少し黒ずんだキズ(矢印部分)になっています。
マンションでは、洗面所の幅いっぱいに大きな三面鏡が設置される場合が多いです。内覧会では大きな鏡の表面のキズの有無もチェックしなければなりませんが、意外とキズがあるのが、このシルバーアルミの枠です。キズをチェックする際には、鏡の表面だけでなく、是非、鏡の周りのシルバーアルミの枠も見て下さい。この枠に目立つキズがあれば指摘をして新品のものに交換してもらって下さい。
三面鏡の表面は鏡とこのシルバーアルミの枠で出来上がっていますので、全体に透明感があり金属的な感じとなります。このような透明感のあるところでは、たとえ鏡の枠とは言え、キズは気になります。この枠にキズがあっても、鏡の映り方には支障はありません。でも、この場所は清潔感を持ってお化粧するところ、隅から隅まで、1点のキズもなく、光輝いて欲しいと思います。(712)


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給気口カバー、外せますか?

2020年07月20日 21時50分52秒 | リビング/洋室編

写真は、マンションの24時間換気の部屋側の給気口です。吸気口ではなく、給気口と書きます。ここは、外壁に貫通した穴が開いていて、そこから外の空気が部屋の中に入ってきます。建材のホルムアルデヒド等に起因するシックハウスが社会問題となり、対策として、居室に新鮮な空気を取り込むための給気口の設置が、2003年に建築基準法に盛り込まれました。ですので、24時間換気は、それ以前のマンションや戸建てにはありません。また、居室とは人が定常的にいる部屋で、例えばリビングや寝室です。トイレや廊下は居室ではありません。
従い、住宅の居室には、必ず、このような給気口が壁のどこかに設けられています。この給気口にはレジスターと呼ばれる風量調節器が取り付けられます。ここから外気を取り込みますので、レジスターにはフィルターも内蔵されています。このフィルターも汚れてきますので、カバーを外し、水洗いが出来るようになっています。写真のカバーは45度回転して、外すタイプとなっています。
この部屋の内覧会は2週間ほど前にありました。その時点では、このカバーを45度回転させると、角の部分がぶつかってしまって45度回転させることは出来ませんでした。取り付けただけで、外すチェックをしてなかったのです。内覧会ではその点の指摘をして、2週間後の確認会では、ちゃんと外せるように直っていました。内覧会に行きましたら、このような給気口が各部屋にありますので、カバーがちゃんと外せるかも確認して下さい。(76)


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畳の表面を押してみると・・・

2020年07月15日 22時02分48秒 | 和 室 編

写真は、マンションの内覧会で和室の畳表を少し押してみたところです。畳表が畳床にしっかりと張られていませんので、畳表を押すと写真のように沈んでしまいます。手前の畳表はしっかり張られています。内覧会では、畳表が畳床にしっかりと張られているかもチェックして下さい。畳を踏むと、都度沈むのも気持ちの良いものではありませんから。写真ぐらい押して沈んでしまうと不具合として指摘すべきです。
畳は、芯となる畳床(たたみどこ)、表面の畳表(たたみおもて)そして周りの帯状の布である畳縁(たたみべり)とから構成されます。畳床の厚さは、15~60㎜、そして畳表の種類はいぐさ、樹脂、和紙の3種類です。戸建てでもマンションでも、使われている畳のサイズは、ほとんどが850㎜×1700㎜です。(931)


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100%買主の味方です。今までに2000戸以上のマンションや一戸建ての内覧会の全てに、私自身が立ち会ってきました。この経験に基づいて、内覧会では、あなたのマイホームを丸一日掛けて、隅から隅まで、低料金で丁寧に検査します。買主側の建築士として、損をしない、悔いを残さない、買主に安心を!これが私の信条です。お住まいになってからでも、不具合や不明な点が出ましたら、いつまでも無料でご相談に応じます。 新築・中古のマンションや一戸建ての購入、内覧会の立会い、お住まいの悩み、リフォーム工事、マンションの大規模修繕や管理費削減など、お住まいに関するご相談をお待ちしています。お問い合わせは、お電話:090-7811-4865、もしくはメール:tykyb@agate.plala.or.jpでお願い致します。