手塚治虫の傑作漫画の映画化シリーズの第2作だ。一作目を見たとき、こんな古いタイプの漫画映画を今の時代に作って、大丈夫か、と心配するほど、わが道を行くタイプの映画で、衝撃的だったけど、今回、ちゃんと続編ができてうれしかった。あれだけ、こけてしまったのだから、もう続きはないかも、と思った。今回も前回に輪をかけたほど、客の入りはよくない。まるでセールスの施しようにないような企画なのだから仕方ない。子供 . . . 本文を読む
「ささら」シリーズの第三作ということだが、先の2作品は読んでない。だから、初めてこのシリーズに接する。でも、シリーズと言いながらも、これは独立した作品で先の作品を読んでいなくてもなんら問題はないようだ。ささら(佐々良、と書く)という場所を舞台にして、生きているものと死んでいるものとの交流を描く。
6話からなる連作スタイルである。長編だが、話は独立して、それぞれ完結している。ただ、最後まで行く . . . 本文を読む