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映画・演劇のレビュー

1980年代映画ベストテン 外国映画

2019-01-13 22:36:14 | 映画
日本映画の10本は、80年に集中したが、外国映画は、89年(80年代後半)に集中した。80年代は映画祭の時代だった。中国映画祭や台湾映画祭、ドイツ映画祭とか、そんな感じのイベント上映で、今まで知らなかった監督の映画と出会う。ホウ・シャオシェン、チェン・カイコー、ヴェルナー・ヘルツウォークはまずそこで見て衝撃を受けた。その後、彼らの映画は一般公開されるようになった。それまでは外国映画といえば、アメリ . . . 本文を読む
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1980年代映画ベストテン 日本映画

2019-01-13 22:15:51 | 映画
キネマ旬報の特集で80年代日本映画、外国映画のベストテンをやっていたのだが、リストを見ながら自分もやってみることにした。80年代は自分にとっては怒濤の10年間だった。ちょうど20代のスタートから30歳までの10年間で、選者が選んでいる映画のほぼすべてをリアルタイムで劇場で見ている。毎年200本以上の映画を見ていた時期だ。学生時代は怒濤のように見ていたし、就職してからも時間が許す限り見た。結婚もした . . . 本文を読む
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『ピザ!』

2019-01-13 15:53:37 | 映画
  こういう小さなお話を、90分程度(91分)の小さな映画として無理せずちゃんと収めるのは上手い。小さな寓話として気持ちよく見られる。インド映画のはずなのに、よくあるマサラムービーのこってりとした商業映画とは一線を画する。だからといってアート映画では断じてない。ジャンル的には児童映画ということになろうか。昔よくあったイラン映画。キアロスタミの『友だちのうちはどこ?』の路線に近いけど、ラ . . . 本文を読む
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かしこしばい『河童ライダー』

2019-01-13 15:46:49 | 演劇
  3人芝居、1時間15分というコンパクトなサイズ。舞台装置も中央に河童が出てくる井戸があるばかりのシンプルなもの。ただ、この井戸は、最初は机になっている。原稿用紙が 散乱している。主人公がここで小説を書く。劇中劇としてその小説が演じられる。まぁ、よくあるパターンなのだが。   軽快なメロディに乗って、(芝居が終わってもずっと主題歌がちゃんと頭に残っている!)爽やかに疾 . . . 本文を読む
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『アリー スター誕生』『ボヘミアン・ラブソディー』

2019-01-03 21:25:09 | 映画
レディー・ガガ主演の映画である、とかいうことは僕には関係ない。4度目の映画化になる。なぜ、今これを再映画化するのか、そちらのほうが気になる。バーバラ・ストライサンド主演の前回からももう何十年も経つ。今更これを映画にしてどうなるのか、とそこから疑問符。なんで今、これを、という興味から映画を見ることにした。 映画はとてもよくできている。2時間16分と少し長い映画だけど、飽きさせない。彼女の魅力に引き . . . 本文を読む
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『斬、』

2019-01-03 20:53:23 | 映画
公開から1か月、やっと見ることができた。塚本晋也監督最新作。前作『野火』の続編のような映画になっている。時代劇なのだけど、戦争映画だった前作と同じテイスト。どちらも極限状態の人間の姿が描かれる。極限はどちらも「戦争」によって形作られる。 しかも、今回の作品は塚本版『七人の侍』でもある。ならず者たちから農民たちを守る男の話だ。だけど、彼は戦わない。人を斬れないのだ。凄い剣の使い手ではある。だが、そ . . . 本文を読む
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2018年 DVD(で見た映画) ベストテン

2018-12-31 11:24:12 | 映画
125本見た。外国映画が多い。そんな中、3位、8位の2本は日本映画だ。10本とも単館公開の映画ばかりだ。それと未公開作品。(2本だけ大阪ステーションシティシネマにかかった作品もあるけど。あれも単館公開と変わらない扱いだ。)劇場で見た映画ベストテンより、レベルは高い。 1位 ハッピーエンド 2位 ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択 3位 だれかの木琴 4位 婚約者の友人 5位 ノクターナ . . . 本文を読む
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2018年 演劇ベストテン

2018-12-31 10:50:54 | 演劇
今年は117本しか見ていない。これは圧倒的に少ない。あまり「見にきて、」と言われなくなったこともあるけど、それにしてもなぁ、という本数だ。最近芝居は、例年見ている劇団ばかりで、新規が少ない。レギュラーだけで、十分だ、と思っているわけではないけど、冒険はしないし、無理しない。なんか、なぁ、である。そんな中、初めて見る劇団が凄いものを提示してくれた瞬間は「芝居っておもしろいよ!」と改めて感じさせられる . . . 本文を読む
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2018年 映画ベストテン

2018-12-31 10:29:57 | 映画
劇場で見た映画の本数は117本。異常に少ないのは、仕事と介護のせいだろう。でも、気力もなくなった。無理して映画館に行かなくなった。それくらい魅力的な映画もない、ということか。劇場でやっている映画よりも、DVDでレンタルされている映画のほうがレベル高いって何なんだ。しかも、劇場で見逃しても半年以内でレンタルされる。今、見なくてはならないという危機感もなくなってきた。 でも、わかっている。映画はTV . . . 本文を読む
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2018年 小説ベストテン

2018-12-31 10:10:15 | その他
今年は例年以上にたくさん本を読んだような気がする。170冊。その中からのベストテンだ。女性作家の小説が圧倒的におもしろい。そんな中で小嶋陽太郎は別格のおもしろさ。白岩玄『たてがみを捨てたライオンたち』も(たまたま)このベストテン圏外にしたけど、実によかった。繊細な感情の綾を丁寧に掬い取る作品がいい。何もない話をどこまでドキドキさせて描けるか。奇抜なお話はいらない。ただそこで生きていること、それだけ . . . 本文を読む
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『ドラゴンボール超 ブロリー』

2018-12-30 13:49:06 | 映画
これが今年最後の1本になった。別の映画を見に行くつもりだったのだけど、時間が合わなくて見合わせた。いくらなんでも最後なのに、しかも、3週間ぶりの映画なのに、「これでいいのか?」とも思うけど、仕方がない。映画はとても力のこもった作品で悪くはなかった。 ここまで単純でいいのか、と思うけど、これがいいのだ、と思わせてくれるところが素敵だ。悟空はいつも同じ。強い奴と戦いたい。ただ、それだけ。武道家として . . . 本文を読む
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12月のDVD (『フラワーショー』他多数)

2018-12-30 12:21:46 | 映画
『フラワーショー』という映画が面白い。アイルランドの圧倒的な風景に魅了される。これは花とコンクールを描くかわいい映画ではなく、自然と人間との関係を描いた作品なのだ。たまたま手に取っただけで、特に見たいと思ったわけではないけど、まぁ、いいか、と思い借りてきたら、とても素敵な映画で得した気分。 それにしても、膨大な映画の中から何本かを選ぶのはたいへん。TSUTAYAに行くと、楽しいというより、途方に . . . 本文を読む
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12月の読書 (舞城 王太郎『私はあなたの瞳の林檎』他 多数)

2018-12-30 11:28:56 | その他
映画も芝居も見れないから、最後の砦は小説とDVDだ。通勤と夜の時間なんとか、やりくりして結構たくさんの本と映画を見た。簡単におさらいしよう。 代表して3本の映画と1冊の小説について先に書いたけど、小説に関してはほかにも面白いものをたくさん読んでいる。実をいうと『未来』よりも凄い作品がたくさんあるのだ。 舞城 王太郎『私はあなたの瞳の林檎』は3つの短編連作。三角関係が描かれる。恋愛の定番だ。さら . . . 本文を読む
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湊かなえ『未来』

2018-12-30 10:42:23 | その他
12月の小説には強烈な作品が多かった。(まぁ、たまたま自分が手に取ったのがそんな本ばかりだっただけだろうけど)特にこの辞書みたいにごつい(ハードカバーで500ページ近くに及ぶ)長編の怒濤の不幸つるべ打ちには閉口した。(ほんとうは450ページだけど) 20年後の未来から届いた手紙に返事を書くことで、今の過酷な状況を乗り越えていこうとする10歳の少女の地獄めぐりが描かれる前半も強烈だが、後半、主人公 . . . 本文を読む
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右脳中島オーボラの本妻『踊る!惑星歌謡ショー』

2018-12-30 09:18:57 | 演劇
今年最後の芝居がウイングフィールドでよかった。しかも、またここでとんでもない芝居と出会えたし。年の瀬も押し迫った29、30日に名古屋からやってきた劇団が初の大阪公演をする。 しかも、このタイトル、この劇団名。期待しないわけにはいかない。受付の5階で、芝居が上演される。狭い空間にTVと、お茶の間が設置されている。開演前、そこでCMが流れている。繰り返し、ラモスのJリーグ・カレーやらローカルなコマー . . . 本文を読む
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