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『あざみの歌』は まだ歌えますか

泣いて、笑って、歌って介護!!そんな日常の過去の記録と
新たに今一度自らを見つめてぼちぼちと戯言なりを綴ります。

日常

2007年05月01日 22時08分56秒 | 日々の出来事
日常に戻るって、以前の生活に戻るって事?
ぺこちゃんが家に帰って来て、あっと言う間に元の生活に戻った・・・。

何てぇ事は実際有り得ないだなぁって、ちょっぴり苦笑い。

ぺこちゃんのいない間にⅠが家に戻って来て、
入れ替わりに、Ⅱが家を出ようとしている。

どんな状態になったって、私は隣のかぁちゃんの家で生活のほとんどの時間を過ごしている事に変わりない。

私にとっての有るべき日常は、かぁちゃんもまだ元気で、ぺこちゃんもまだ家に来ていなかった頃の事なんだなぁって、変な具合に考え込んでしまった。
いけない、いけない   

春の雨がそうさせるのか、
雨の前の異常な暑さがちょいと心に悪さした。

同じ時が続くなんて有り得ないし、有って欲しいとは本気では思わないけど、
時々、ちょっとした事が懐かしくなったりもする。
ないものねだりをしてみては、
へへんと鼻で笑ってみるのも時には許してちょうだい!
・・・なのである。
だいたい、二度と取り戻す事の出来ない時の流れに逆らって、
必死になって逆流しようとするのは私の悪い癖だ。


                


何だかんだとバタバタした冬から春にかけての季節。
でも、かぁちゃんはその後、ゆったりと元気を取り戻し
ぺこちゃんも、薬が多いと文句は言いながらも家に帰れて嬉しそう。

ほらねぇ、やっぱり成るようになっていくんだなぁ
うんっどんな状況になったにせよ、今が全てなんだもん。
今の時を愛しい物にしなきゃ、やってらんない。

ここ一ヶ月近くは私は体力的にはヘロヘロだったけど、
その分、久しぶりに「家族四人だけ」で過ごす時間が持てた。
くだらない事で熱弁を奮い合い、実にくだらん事で笑い転げ。
そうねぇ、心はいつもより元気だったのかもしれない。

遅かれ早かれ、来年にはⅠもⅡもそれぞれに巣立つ予定だったので
この一年はその準備期間として、私達には大切な年になる筈だった。
でも、一年も必要なかったんだなぁ。
心構えをして、その時を待つなんて事はしなくても
家族としての感覚はいつでも取り戻せるし、
互いの考え方や感情の動きなんてのは早々忘れるものじゃない。
なんて事が確認出来ただけでも十分過ぎる時間を過ごせたのだろうね。

あとは、それこそ成るように成るし、成るようにすれば良いだけ。
ドタバタジタバタしているうちに、成って行くものなのだろう。

去年の今頃と比べるとⅠが素直に笑っているだけで、
十分に私たちは幸せなのだ。
物思いついでに、素直に一言つぶやいてみる。
「神様、ありがとう。」な~んて


さぁて、いよいよ家の片付けも架橋・・・(まだまだだけど
余計に時間が出来た分、引越し荷物のやり繰りも出来る。
昨日は、ぺこちゃんのデイサービスの施設の契約更新。
支援法が変り、デイサービスが廃止され生活介護に変わった。
施設側もピリピリしていて、今回初めて保護者を集めての説明会。
今日は、かぁちゃんの診察の日だったのでクリニックへ。
相変わらずのんびり、ゆったりは出来ないけれど、
まぁ、これが私の今の日常。

きばらんと、ぼちぼちやって行こ~っと






コメント (5)
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